卒業する先輩達との王様ゲーム
2017/03/14
時間かかってすいませんでした。
361です。
あれは、俺が高校2年生の時の春。
(ちなみに今24歳)憧れだった先輩達が巣立っていく季節。
先輩達の中にもの凄いかわいい集団がいた。
実は、その集団とは1年生の時に関わりがあって集団VS集団で高校生にしてはけっこうなカラミをしてました。
(これは王様ゲームじゃないので後ほど…)その中でカップルが5組誕生してました笑(正式に付き合っていないのも含めて)でも、カップル達は次第に別れていって完全に消滅。
それに伴って段々その集団とは疎遠に…仲良かった俺も既にあんまり連絡とっていなかったんです。
(廊下ですれ違ったときにヨッって挨拶してた程度。)本当に仲がよくってまた集団VS集団で飲みでもないかな?って淡い期待を抱きつつ…あれまぁ!卒業シーズンに!ああ…結局このまま特に何も無く別れがやって来るんだなぁ…そしてあっという間に卒業式。
特になにがある訳でもなく、先輩達は卒業していった。
高校の卒業式は早い。
3月の頭にはもう卒業生は学校に来ない。
正直寂しかった。
あのかわいい先輩達を見れなくなる。
そりゃあもう目の保養の仕様がない。
先輩達のミニスカが見れないなんて。
ところが、同級生の一人が先輩から連絡があったとの事。
メールで『最後に飲みしようよ!4人対4人くらいがいいなぁって思ってあいつとあいつとあいつと…』と来たらしい。
俺もなぜかその中にリストイン友達と、何々?なんで俺らだけ?って首をかしげました。
なんでみんな呼ばないのかな?って感じなんです。
本当に。
なぜなら1年の時は10VS10くらいで飲んでた訳ですから…。
友達が先輩とメールして、ますます意味がわからない1、居酒屋やカラオケではなく、女の先輩の家で飲み会2、4VS4しかも完全に、指名制な、なんだこの策略めいた飲み会は…陰謀を感じずにはいられない。
俺はもう完全に舞い上がってる。
大好きなM美さんも来るって。
さて、ここでスペック●男性陣俺…ごく普通の高校生。
エロ。
S…T先輩とメールをしていた男。
おしゃれで本当に良くモテル。
エロ。
T子さんからのオファーのメールを受ける。
O…独特な感じ。
身長が高くおしゃれ。
隠れファンが多い。
エロN…クールで口数少なめ。
とにかくかっこよく、実はとにかくエロ。
●女性陣M美…健康的なかわいさを持つ先輩。
よく喋る喋る。
実は過去に俺と少し…。
若槻千夏似?T子…スラっとしていて、ものすごい綺麗な顔立ち。
その見た目とは裏腹に、よく喋り、笑いを取る。
リーダー的な存在。
上戸彩似?K菜…たたずまいからして妖しさを出している先輩。
噂では手錠プレイがどうのこうの…エロの象徴みたいな先輩。
セクシーさでは超高校級。
H子…少しぽっちゃりしているがかわいい人。
顔立ちはものすごく綺麗。
当日…。
まずは男性メンツ早め集合でミーティング先輩達との集合時間、1時間前に集合(笑)9時にK菜さんの家なのに付近の繁華街に8時に集まってた。
もう皆、期待値MAX…というか俺、久々にM美さんと話しできるのが本当にワクワク。
やばいトイレが近い。
そして何回も鏡チェックやばいやばいと、緊張しつつ。
男だけ4人でプリクラ笑少々の作戦会議?をしつつK菜さんの家へ向かう。
ドキドキですよドキドキK菜さんの家…M美さんと飲む…4VS4…色々な妄想をしつつ集合場所であるK菜さんの家に着くと…でっか!家でっか!ぬぁんじゃこれ!でっか!どーんと佇むK菜さんの家。
でけぇ…ピンポーンとやると、K菜さんが俺ら4人をお出迎え。
K菜さん卒業したのに高校のジャージ姿。
やっべぇ、かわいい…と思いつつも家の中へひょこひょこ。
広っ!玄関広っ!K菜「部屋はこっちだから着いてきて。」ひょこひょことK菜さんへ着いていく。
K菜「今日、私達しかいないから」?・・?すごい。
想像していた世界が脳内で繰り広げられいく。
高校生の想像力万歳。
ピンク脳内変換万歳。
部屋に着くと。
T子さんとH子さんもいました。
T子「おすー!飲むぞー!」ちょっ。
もう飲んでるじゃん。
K菜さんだけは俺らを待ってくれてたみたい。
んで皆でかんぱーい!さすが女の子の部屋…かわいらしーい。
というか…広い…ベットとか無駄にでかいし。
8人で飲んでも余裕だわ。
酒がすごい買い込まれている。
テーブルの上にぎっしり。
ビックマ○とかある。
どんだけ飲むき?いつも先輩達がおごってくれるから。
今日もいいかな?ご馳走様です。
と心の中でつぶやいておきました。
T子さんとH子さんは、私服。
二人ともおしゃれで、すごいかわいい。
というかT子さん?スカート短かすぎです。
気になります。
ちらっちら見ちゃいます。
T子さんとH子さんほんのり頬が赤くなってる。
かわい?。
にしてもM実さんは?俺「T子さん、M美さんは?」T子「まだ彼氏と遊んでるんだってさー。あと一時間くらいで来るみたいだよ。あれやっぱ気になる?」俺「いやー。あっははー。」T子「めちゃめちゃ気になってんじゃん!」はい。
M美さんの事めちゃめちゃ気になってます。
はっきりは言えませんけど。
まだ彼氏と続いてるんだ…気になる。
そしてT子さんのスカートも気になる。
今は、男性陣と女性陣が二つに分かれている状態。
長い間、飲み会とか無かったせいか、空気を手探りの状態。
緊張します。
まだ9時半…夜は長い。
ここで、Sが俺らも気になってたことを質問S「なんでみんなじゃなくて、俺らだけなの?」K菜「えー。なんとなく。だめなの?」S「いや別に。でも久々飲めて嬉しいけどね?。」まあこんな感じで真意はわからず。
まあどうでもいいや!セレクトされただけ嬉しく思おう!と、俺は会話を聞きながら密かに思いました。
にしても、あと30分。
M美さんを待ちきれない!ソワソワ。
予想以上の緊張感か。
あまり盛り上がらない。
ど、どうにかしてくれ。
お互い煮え切らない様子。
昔話でその場を繋いでいく。
にしても、俺ら本当に思い出がいっぱいある。
実は、俺とM美さんNとT子&K菜が関係があってOとSもこの場にはいない先輩とそれぞれ関係があった。
今では笑い話になるくらいの昔だったから、まあそんな話もしてみたり。
でも…俺は関係があってからM美さんの事が気になる気になる。
本当に片思いでした。
※M美さんとはエッチはしていません。
エッチ手前くらいです…。
でも俺はそれからM美さんにメロメロ。
誰に言っても、あの先輩、かわいいよね!ってくらいの人気のある人でした。
高校生の時はそれがちょっと自慢でした。
その場つなぎの思い出話。
のはずが…けっこう盛り上がってきました!よかった。
みんなでカラオケに行った事。
その後、でかい駐車場にたむろって、夜通し話しをした事。
最初の出会いでNがT子を誘った事。
俺とM美さんが人前でイチャイチャしてた事。
Nなんか、T子&K菜の二人から昔話でいじられてます。
こ、こいつら結構複雑ですね。
いつも騒がしいT子さんもなぜか今日は少し大人しめです。
Nの前だからかな。
10時になってもM美さん来ない!俺は電話番号(当時PHSw)知らないし。
確認の電話して下さいよぉ?。
とも言えない。
ひたすら待つ!でも来なかったらどうしよう…とか本当にグワングワンと気持ちが揺らいでました。
「おっす?!」やっべ!来た!M美さんだ!ガバッと入り口を見る。
M美さんだよ。
M美さん?。
卒業式で遠くから見たM美さんだよ。
卒業式の時、軽く「おめでとう」しか言えなかったM美さんだよ。
M美「遅れてごめんね?!」彼氏とデートしてた事は言わないのか…。
そう…だよね。
M美「おうA男!元気してた?!?」元気だな。
相変わらず…俺「ええ、げ、元気です。」やばい俺緊張してあんまり喋れなかったんです。
もう心臓バクバクです。
本当に憧れの、かわいくて元気で…もう!って感じで言葉にならない感情がグワングワン。
俺は、M美さんの事をもの凄く意識して高校生活を送りましたが。
やはりモテモテのM美さんは、俺の事なんかそんなに意識してないんだろうな。
やばい…ネガティブシンキングだよ。
そういう事考えるとますます話しづらくなる!と思いつつも緊張してやっぱり話せない。
「遅いよ?」
「何やってたの??」とかM美に対するひとしきりのバッシングがあったあとかんぱーい!M美さんが来た事で空気が変わるかな?と思ったらやはり…しゃべるしゃべるM美さん!聞いてて気持ちいいくらいだわ。
でもそのしゃべりに反比例して俺のテンションは下がる。
緊張してしゃべれねえ!何か言わないと。
M美さんとT子さんで、すごい話盛り上がってるんですけど。
その他の人も思わず二人のやり取りに聞き込むT子「彼氏とデートしてるって言ってたじゃん!」M美「彼氏いないもーん。」T子「嘘つくなっつーのM美!A男の前だから遠慮してあげてんの?」M美「A男は関係ないじゃん?。ねえA男?」俺「へ、へぇ。」緊張のあまり、こうして話振られても素っ頓狂な返事しか出来ませんです。
にしても俺に遠慮してくれてるM美さん、ラブ。
時間も経ち、ひとしきり盛り上がってきました!男性陣も女性陣も固まることなく、ばらけてきてます。
NはT子とK菜の二人に両脇抑えられてます。
ナム。
まあその他は、ばらっばらです。
俺はM美さんの近くに行きたいけど。
やっぱり距離を置いてしまいます。
M美「おい!A男!」何か急に話かけられました。
うわぁ?、どうしよう緊張する。
目会わせられん…M美「こっち来なよ!」俺「行きます。行きます。」クールぶっておいて、凄い嬉しい…。