脱衣テニスで脱がされる女子大生

2017/03/09

ゴールデンウイークの軽井沢。
フォーシーズンテニスサークルは貸別荘を借り、3泊4日の新入生歓迎合宿を行っていた。
このサークルは東京の有名私大であるK大のサークルであり、男子は3、4年生、女子は1、2年生を中心に構成されている。
この合宿には各学年7~8人ずつ参加していた。
新入生歓迎合宿であるから、普通であれば可愛い1年生を男子がちやほやするものだが、今回は様子が違っていた。
2年生の高井直美が人気を独り占めにしているのである。
直美はアイドル級の愛らしく上品な顔立ちで、大学のミスコンに出れば優勝間違いなしと言われているほどだ。
サークルで作っているホームページにも彼女だけ個人的なコーナーが作られており、ホームページで見た彼女を気に入って入会した男子も多い。
また、その美貌にも関わらず控えめな性格であったため、男子の間での人気は抜群であった。
さらに、テニスも上手で、フォームも華麗であり、去年の大学内トーナメントでもサークルの中で唯一ベスト4まで勝ち進んだ。
そのため、1年生の女子にも彼女のファンが多い。
しかし、今回の合宿参加者の中には、そのような直美を快く思わない者たちもいた・・・1日目の練習が午後から始まり、3時の中休みの後。
「じゃあ、これから模範試合を見せてもらおう。今度女子のチーフになる高井とサブになる木田、頼む。」と、チーフの田宮俊之が言った。
木田佳子は去年のトーナメントで3回戦まで進んでおり、サークル内では強い方である。
しかし、外見はもう一つなので、彼はいない。
「高井さんに勝てる訳ないじゃない。あ~あ」と言いながら、佳子がコートに向かい始めたとき、「私たちもやらせて下さぁい!」と2人の女子の声が響いた。
1年生の中山真理と西村恭子である。
ともに元気でそこそこ可愛いタイプなので、他のサークルに入っていれば男子が放っておかなかっただろう。
ただ、二人はテニスよりも男子目当てで入ったようで、入会以来、飲み会には多く参加しているが、練習に参加したことはほとんど無かった。
俊之は少し迷ってから言った。
「いいだろう。では2年と1年で組んでダブルスにしよう。ただし、あくまでも模範試合だから、真剣にやってもらう。そこで、一つ条件がある。」
「条件って何ですかぁ?」2人の1年生が無邪気に尋ねる。
「ゲームを取られたペアのうち、責任が重かった方に1枚ずつ服を脱いでもらおう。どちらの責任が重かったかは、ギャラリーのみんなに決めてもらう。その代わりゲームを取ったペアは2人とも1枚服を着ることができる。」俊之がきっぱり言った。
思いがけない展開に男子は大喜びだ。
「そんなぁ~。それじゃあたしたち1年生が脱がされるに決まってるじゃないですかぁ。」急におびえた1年生2人が抵抗する。
しかし、無責任なギャラリーはすっかり盛り上がっていた。
「甘えるな!ゲームを取ればいいんだ。それにお互いがんばってシーソーゲームになればほとんど脱がないですむじゃないか。」チーフらしく威厳をこめて俊之が言うと、さっきまで元気だった1年生二人も抵抗できなくなった。
真っ赤になる二人を男子達はにやにやしながら眺めている。
ペアは直美・真理と佳子・恭子に決定した。
直美は思いがけない展開に驚き、また、下品な提案をした俊之と無責任なギャラリーに内心怒りつつも、(できるだけ佳子さんたちにもゲームを取らせてやって、恥ずかしい思いをさせないようにしてあげなくちゃ)と考えていた。
そのような配慮が必要であるほど、直美と佳子の実力差は大きかった。
1年生の真理と恭子の実力はよく分からないが、所詮はどんぐりの背比べであろうから、もし直美が本気を出せば6-0で勝ってしまいかねず、その場合恭子がギャラリーの期待どおりの姿になってしまうことは明白であった。
しかし、その時。
恭子は表面的な怯えの表情と裏腹に、内心ではこれから起こることを想像して笑みを殺すのに必死であった・・・「6ゲームマッチ、プレイ!」コートに俊之の声が響き、ゲームが始まった。
最初は恭子のサーブだ。
恭子のサーブは、何とか入る、という程度であった。
しかし、ゲームの方は予想外にもつれた。
後衛サイドの真理が必ずレシーブをミスするのだ。
前衛サイドの直美がレシーブエースを連発してなんとか追いつくという展開が続き、ジュースが2回も続いていた。
「先輩、本当にごめんなさい」と何度も真理が申し訳なさそうに謝るので怒るわけには行かないが、正直、直美も疲れてきていた。
(これじゃ、私が気を使わなくてももつれそうね)そう思いつつ打ったレシーブに恭子のラケットがまぐれで当たった。
ひょろっと上がったおあつらえ向きボールを直美がスマッシュしようとしたその時、「私、打ちます!」と言って横から真理が割り込んできた。
(何するの!)と直美は内心舌打ちしたが、そのまま真理にスマッシュさせざるを得なかった。
案の定、真理のスマッシュはコートを大きく越えていった。
「ゲーム!」俊之の声がひときわ大きく響く。
「先輩、ごめんなさい。今度こそは役に立てると思ったのに・・・」と泣きそうに謝る真理を見ながら、直美は(この子も悪気があった訳じゃないんだし。何とかこの子があまり恥ずかしい格好をさせられないようにがんばらなくちゃ)を気を取り直していた。
「さて、ギャラリーの皆さん、今のゲームで責任が大きいのは直美ちゃんと真理ちゃんのどちらでしょう」俊之がギャラリーに尋ねる。
すると、返ってきたのは直美にとってあまりに意外な答えであった。
「直美がもっと真理をリラックスさせてやれば良かった。」
「直美ちゃんが最後のスマッシュを打つべきだったのよ。」
「レシーブエースばかりじゃなくて、真理にも決めさせてやればリズムに乗れたかもしれないのに」ギャラリーの声は男女を問わず、一様に責任は直美にあると言っていた。
そんな、馬鹿な・・・と直美は唖然としていたが、俊之は非情にも、「では、直美。約束どおり1枚脱いでもらおう。」と告げた。
「そんな・・・」と言いかけて直美は黙った。
自分の正しさを証明することは真理の服を脱がすことになる。
それに、第一直美は強行に自分の立場を主張できるタイプではなかった。
(仕方ない、1枚脱ぐしかないわ。でも、どうしたら・・・)直美が今着ているのは、上はテニスウェアとブラ、下はスコートとアンスコとパンティだけだ。
「いきなりパンティかぁ」お調子者の3年生、花岡浩一がはやしてギャラリーを笑わせる。
浩一は去年の学園祭のとき直美に交際を申し込んだが、優しく、しかしきっぱりと断られていた。
直美はしばらく立ちつくしていたが、やがて観念したようにスコートの中に手を入れた。
やはりアンダースコートを脱がなければならないと思ったからだ。
ゆっくり捲れあがるスコートから覗く白い太ももにギャラリーの視線が集中する。
視線を感じたのか、直美の手がアンダースコートに掛かったまま止まった。
「いい加減にしろよ、直美。日が暮れちまうぞ。」俊之がいらだったようにせかす。
俊之も去年直美がサークルに入って来たときにいち早く猛烈にアタックしたのだが、あまりにも強引であったために手厳しく断られ、サークル内で大恥をかかされていた。
直美は仕方なくアンダースコートをできるだけ素早く脱いだ。
しかし、ギャラリーの目には純白のパンティがかすかに見えた。
「やだー、直美。白のパンティだってぇ。ぶりっこ!」またギャラリーが笑う。
直美の頬は恥ずかしさに真っ赤になった。
からかったのは同じ2年女子の村田薫だ。
彼女もなかなか美人なのだが、やや高慢に見えるところがあり、未だに彼ができずにいた。
チーフの俊之のことを好きなのだが、振られてもまだ直美ばかり見ている彼をくやしい思いで見ていた。
直美を快く思わない数名の者たち-佳子、真理、恭子、俊之、浩一-が仕組んだいたずらは、直美に憧れていたギャラリーの嗜虐心を引き出し、思惑以上にうまくいきそうだった・・・第2ゲームは真理のサーブだ。
真理は緊張しているためか、ダブルフォルトを2回連続で犯し、あっという間に0-30となった。
これでは真理を何とかかばいたいと思っている直美もどうしようもない。
しかし、次はやっとファーストサーブが入った。
恭子が打ち損ね、直美のやや上に絶好のスマッシュボールを上げてきた。
直美はジャンプして思い切りボールをたたき、見事にスマッシュを決めた。
その時、着地の勢いで直美のスコートが大きくまくれあがった。
あっ、と思った直美が隠すまでの、ほんの1,2秒ではあったが、その場の全員が直美の白いパンティをはっきりと見ることができた。
「先輩、いつもそんなのはいてるんですかぁ。かーわいいっ」とからかったのは、なんと、対戦中でしかも後輩の恭子だ。
直美は思わずスコートをおさえてしゃがみこむ。
(同じ立場にいるのに冷やかすなんて・・・ひどい)直美は唇を噛んだ。
「うひょー、直美ちゃんの大サービス、たまんないねぇ。今度は前も見せてよー」花岡が素っ頓狂な声をあげる。
他の男子も興奮している点では全く同様だ。
いつも清楚な雰囲気の直美だけに、よけい興奮するのだ。
「スコートまくれたぐらいでしゃがみこむんじゃねーよ。次行くぞ。」俊之は徹底的に冷たくゲームを進める気のようだった。
(だって、下はパンティなのよ。

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