痴漢されました
2017/02/01
朝のことです。
いつものように満員電車に乗っていた私は、お尻に不自然な感触を感じました。
痴漢が手の甲を付けたり放したりしていたのです。
痴漢には毎日会います。
でも、多くの場合は手の甲でお尻をさわる程度です。
時に手の平を押しつけてくることもありますが、そのくらいだと、偶然だと居直られたら困るし、事を荒立てるのがおっくうなので、私も我慢しています。
でも、その日の痴漢は、直ぐに手の平をお尻に這わせ、撫で回してきたのです。
明らかに痴漢行為です。
どうしよう、と、私は悩みました。
時々、このような度を越した痴漢、と言うか、正真正銘の痴漢に遭遇します。
そんなとき、声を上げて痴漢を弱らせ、駅員に突き出すとどうなるだろう、と、いつも考えてしまいます(本当は、そんな勇気はないけれど)。-----会社では真面目で通り、家には奥さんと可愛いお子さんが待っている平凡なサラリーマンが、ちょっと女の子のお尻に触ったがために、職を失い、人生はめちゃくちゃ。
罪もない子供達は飢えて泣き叫び、奥さんは無理心中を真剣に考える…。
そんな図式が、私の頭の中で展開します。
これは多分、私だけの事でしょうが、人間のクズにも等しい痴漢でも、その家族までもが路頭に迷うのではないか、と、心配になってしまうのです。
お人好しでしょうか。
それとも、自分の勇気のなさを、そんな風にしてごまかしているのでしょうか。
とにかく、私は痴漢にされるがままになっていました。
行為がもっとエスカレートしたら、その時抵抗すればいい、と、自分に言い聞かせて。
痴漢の手はますます大胆になり、お尻の丘をぐいっと揉んだり、全体を大きく撫で回したりし始めました。
やばいな、と、思いました。
と言うもの、その日の私は、かなり短いミニスカートに生足だったのです。
そんな格好で満員電車に乗ってくるのは、痴漢して欲しい証拠だ、と、痴漢の皆さんは言うことでしょう。
でも、女の子には、いくら痴漢が恐くても、そういう格好をしなければならない時があるんです。
それが、私の場合、その日でした。
一駅間(約5分間)、ずっとお尻を撫でられ、揉みほぐされました。
私の忍耐も、次第に揺らいできました。
痴漢の手の平が、お尻の肉に馴染んできたせいでしょうか、それとも、痴漢がそれ以上の行為に及ばないので、気を許してしまったのでしょうか、私は、感じ始めていました。
何か、お尻がほんのり暖かく、妙に敏感になってしまったのです。
痴漢に触られて感じてしまったのは、これが初めてではありません。
というより、本気で触ってくる正真正銘の痴漢にかかると、情けないことに、私は大抵、感じてしまいます。
でも、決して喜んでいるわけではありません。
悔しさと、情けなさと、困惑と、そしてほんの少し、もっとして欲しいと思う気持ちが入り乱れて、頭の中はパニックです。
それ見ろ、やっぱりもっと触って欲しいんじゃないか、と、痴漢の皆さんは言うでしょう。
でも、それは違います。
感じてしまうのは、体の反応です。
いくら屈辱的な状況でも、或いは我慢していても、女の悦びを知らないわけではないから、どうしても反応します。
私だって、生身の女の子ですから。
それに、体が感じたら、もっと、もっと、と体が要求するのは仕方のないことです。
女の子にだって、性欲はあります。
性感を刺激されたら、どんどん濡れてくるし、したい、って思います。
でも、ここで言いたいのは、体と心は別って事です。
体がいくら悦んでも、心は喜んでいません。
むしろ、苦痛にさいなまれます。
途中駅での人の乗り降りにまぎれて逃げれば良かったのですが、電車が停車している間もお尻を刺激され続けていたので、私は動くことができませんでした。
それに、こんなにじっくりと時間をかけて愛撫されたのは、生まれて始めてで、今つきあっている彼氏よりも、テクニシャンでした。
電車が再び動き出すと同時に、痴漢の行為は第2段階に入りました。
背後から両手で腰を引き寄せると、自分の股間に私のお尻を押しつけたのです。
お尻の割れ目に、棒状の感触がありました。
不覚にもその時、ああっ、と声を出してしまいました。
顔から火が出そうでした。
周りの人には気付かれなかったようですが。
痴漢にはその声が聞こえたのかどうか、股間をお尻にぐりぐりと押しつけながら、前に回した手は私のミニスカートの中へ。
当然、私は両足をしっかりと閉じていました。
これ以上おもちゃにされるのは御免です。
いやらしい手つきに、ついつい感じてしまったけれど、遊びはここまでです。
これ以上のことは、絶対にさせません。
そう自分に言い聞かせて、私は耐えていました。
痴漢の手は下着の上から、一番敏感なところを中心に、円を描くように動き続けました。
自分でもできないようなソフトタッチでした。
後ろからは、お尻の2つの丘の間で、異物感がしつこく自己主張してきます。
私は下を向き、口を堅く結んで、目をつむって耐え続けました。
相手はイヤらしい痴漢なんだ、人間のクズなんだ。
そんな奴に触られて、感じるはずがない。
気持ちいいわけがない…。
と、心の中で必死に唱えながら。
額に脂汗が浮いてくる感じがしました。
そんな馬鹿な、そんなはず、ない…。
でも、あそこがどんどん濡れて来るのが分かるんです。
気が付いたら、私は背筋を伸ばし、痴漢の手にあそこを押しつけるような姿勢になっていました。
痴漢の指が、下着の横から侵入してきました。
堅く閉じていたつもりの両腿が、いつのまにか緩んでいて、指はつるりと、大事な部分に沿って差し込まれてしまいました。
長い指でした。
指は割れ目に沿って、じわじわとスライドしてきました。
その感触から、自分がものすごく濡れていることが分かりました。
そしてこの瞬間から、私の最も狂おしい時間が始まったのです。
今回、こんな恥ずかしい体験談を投稿しようと決心したのは、この気が狂いそうな思いを味わうのが、二度と御免だからです。
どんなに辛い思いだったかを、正直に、正確に書きます。
(痴漢に大事なところを直接触られたのは、高校生の頃から通算して、これが3回目でした。
1回目は忘れもしない、高一の春。
まだ処女で、毎晩覚えたてのオナニーがやめられなくて、自分は異常かも知れないと、くよくよ悩んでいた頃。
痴漢のずうずうしい攻撃に感じてしまい、快感から逃れるすべも分からず、イカされてしまいました。
他人にイカされたのは、初めてでした。
激しい自己嫌悪から、自殺も本気で考えました。
その一方で、毎晩、痴漢されているところを想像しながら、オナニーにふけっていました。
翌朝はさらに激しい自己嫌悪に陥る…、そんな暗い青春でした。
) 痴漢の指は、まるで沈み込むように、じわじわと割れ目の奥深くに入り込んできました。
そこから、前の方に、私の一番弱いところを目指して上がってきました。
指がそこに到達したとき、全身がビクッと震えました。
指が小刻みに振動してきます。
私は声を押し殺して耐えました。
感じる…。
すごい…。
このまま続けられたら、きっとイッちゃう…。
地獄のような時間が流れました。
途中、電車は何回か駅で停車したはずですが、私は全然気づきませんでした。
いくら頭で否定しても、快感の波が次から次へと押し寄せてきます。
「やめて」「助けて」「この人、巧すぎる」「早く終わって」「そこがいいの」「私はなんてイヤらしい女」「もっと激しくして」声が出せたら、それだけのことを同時に叫びたかった。
そして、長い指がなんなく私の中に挿入されてきたとき、私はもう、覚悟を決めるしかないことを悟りました。
私は観念しました。
イカされることを。
長い指がくねくねと回転しながら、激しく出し入れされました。
その上の一番敏感な部分は、別の指が小刻みに振動を与えて、快感を掘り起こします。
急速に昇りつめてくるものを感じ、私は声を殺したまま、口を開けて、震える吐息をもらしました。
その瞬間、痴漢の指と自分の体が一体になったような感覚が生まれ、私は理性を失いました。
その後のことは断片的にしか覚えていません。
次の停車駅で降ろされ、腕を引かれるようにしてホテルに連れ込まれました。
私は特に抵抗もせず、よたりながら痴漢に従っていたようです。
ホテルの部屋に入るや否や、下着を下ろされ、ミニスカートを着けたまま、バックで挿入されました。
これまで味わったことのない、激しいピストン運動でした。
バシュッ、バシュッという音が何百回も繰り返され、私は何度となく昇りつめました。
(痴漢されてホテルに連れ込まれたのは、2回目です。
初めての時は19才の夏。
それは、2回目の直に触られた日と一致します。
大学は夏休みで、私も気が緩んでいたのでしょう。
やすやすと痴漢の指の侵入を許し、初めての時と同様、イカされてしまいました。
半分脅されながらホテルに連れ込まれ、そこでもたっぷりと、指と舌のエジキにされました。
私は、連続してオルガスムスに達することを覚え込まされました。
その後はペニスによる責めです。
偏執狂の男だったのか、犯されてはなぶられ、なぶられては犯され、ほとんど一日中、やられ続けました。
私は途中から、積極的に腰を使ったり、自ら求めたりしていました。
その日からしばらくは、自己嫌悪から拒食症になり、それでもその体験を思い出してはオナニーすることが止められず、狂ったような生活をしていました。
) 今でも、激しい自己嫌悪と、痴漢に対する憎悪の念は、ときおり私を狂わせます。
こんな体験談を発表するのも、狂気のなせる…