サポしている俺の彼女
2022/08/26
友達Fの2歳下の妹Kちゃんは5000円でプチサポしてくれるらしい。
こんな噂が学校に広まったのは、もう高3も終りの冬だった。Kちゃんは高校に入ってからバンドを始めて、ギターしょいながら学校に登校するような、勉強よりは遊びが好きな子ではあったけど、中学時代からKちゃんの事をしっている俺としては、とても信じられなかった。
「2年のHとSがフェラしてもらった」とか噂はいろいろ聞いたけど、誰も実際に確かめようとはしないまま、卒業していった。
それから1年くらいたって、いつまでたっても彼女のできない俺に、友達が紹介してくれる形でKちゃんと再開した。
お互いにかなり驚いて「おぉ?!久しぶり!」なんて言い合い、ファミレスで飯を食いながらFはどうしている、とかいろいろ世間話を楽しんだ。
それからカラオケに行って、3人で歌った。楽しかったしまだ時間もかなり余ってるってのに、友達は「じゃあ、俺はボチボチね」って出て行った。
なんだろうって思ってたら、Kちゃんは笑ってた。俺は俺達をくっつけようと言う気配りか何かだと思ったが、実は違ってた。
「先輩、じゃあいいですよね?」ってKちゃんはキスをしてきた。舌を自分からからませてくるようなエロいキスで、俺はすぐに勃起してしまった。
そのまま、Kちゃんは俺の股間を撫で「もう固い…」って囁くと、ベルトをはずし、ズボンを下し、俺のチンポを見て「先輩…包茎なんだ。可愛いな」とか言って、やさしく皮をむくと、そのまま舐めてくれた。
俺は、もう何も言えずにただ初めて味わうフェラに悶えていた。
「…でるよ!」たまらなくなり、俺が言うとKちゃんは俺のチンコをすっぽり咥えて、口の中へ出させてくれた。射精が終わるまでずっと咥えてくれて、そのままゴクリ。
「はじめてだって聞いてたから、飲んじゃいました。先輩だけ特別です」って、言ってチンコをお掃除フェラ。もう頭の中が真っ白になるくらい気持ちよくて、放心状態だった。
しばらくして、俺が「なんで俺なんかとしてくれたの?」って聞くと「誕生日プレゼントですよ。Uさん(さっきの友達)からサポしてやってって言われて(笑)」って明るく答えた。
「…あ、やっぱりそうなんんだ」
「ビックリしました?」
「うん。でも、気持ちよかった。ありがとう」
「そっか。気持ち良くなってもらえたなら良かった」
俺、されておいてなんだけどちょっと悲しかった。気持ちよかったけど、噂は本当だったんだと思うと、複雑な気がした。
その日は適当に世間話をして帰った。そして俺はKちゃんとは、メールをやりとりするようになった。
フェラしてくれたのは気持ちよかったけど、実はちょっと複雑な気持ちだった。
先輩の事は昔から知ってたから、その日の夜は私もちょっと複雑な気持ちだった。
何度もメールをやりとりする内に、本音も言えるようになった。そしてフェラされてから1か月ほどして、Kちゃんの学校が終わる時間に合わせて二人で会う事にした。
正直、この一か月メールや電話でKちゃんと接していて、俺はKちゃんの事がたまらなく好きになっていたのだ。
学校から少し離れた所で落ち合って、車を走らせながらいろいろ話した。メールや電話で、俺がKちゃんの事を好きな事は伝わっている。Kちゃんは自分の事を包み隠さず話してくれた。
セックスに興味があって、中学の時に告白された同じ部活の男子と経験した事。親とケンカとうまくいかず、半ば自棄でサポしはじめ、止められなくなってた事。誰かとセックスしていると落ち着いて、安心できる事。そもそも、セックスが好きで色々な事をされたいと妄想してしまう事。いままでに何十人かの男のをフェラしていて、十数人とセックスしている事。友達のUともサポで関係を持っている事…洗いざらい話してくれた。
でもそれはもう分かってた事。彼女が金でチンコを咥えて、先輩でも友達でも簡単にさせてしまう女の子だってのは、メールをやりとりして知っていた。それでも、俺は彼女と付き合いたかった。
俺がそれでも一緒にいたいと伝えると、彼女は「私、きっと浮気しちゃうよ。他の人とセックスしちゃうよ」と言った。俺が「それでもいいってば」と答えると、うなずいてくれた。
きっと彼女は浮気するし、サポも続けると思う。それでも、付き合えてよかったと思った。彼女をどうにかできるなんて偉そうには言えない、ただ好きになってしまった俺が負けたんだと思う。
あれから半年たって、とりあえずはうまくやってる。彼女は相変わらず好奇心旺盛だし、セックスに貪欲だ。でも、俺がそんな彼女に慣れてきた。クズと言われようと、一緒にいろいろ楽しめるようになった。正直、今俺は幸せだ。