同級生の里美とお風呂 その6

2021/09/14

「上って?」と俺が聞くと、説明するよりも早いと判断したらしく、「あお向けになって」と里美は言うと、それに従った俺の上に身体の方向を逆さまにして乗ってきた。
(…あ、これ、別のシックスナインか)というより、むしろこっちがスタンダートなやり方だろう。
俺も横向きより、ワレメが真上にある方が何かとやりやすそうだった。
だが上になった里美は、決してデブ型ではないが俺よりはるかに体格が良い。
(…重い。もし由美子なら軽かっただろうな)などと、また俺が不誠実なことを考えていると、安定したマウントポジションを得た里美は、まずおっぱいをだけを使って俺のチンコを挟み、前後にしごいてみる事から始めてきた。
(あ、気持ちいい)だんだん余裕が出てきたのか、「Kのチンチン、あたしの胸にぜんぶ埋もれちゃう」などと、里美は俺をからかいつつ、パイズリを続けてくれた。
そんな感じでまた何分か続けてゆくうちに、パイズリとフェラを同時に行なうコツを少しづつ掴めてきたらしく、下半身への刺激と気持ちよさがどんどん増して行き、内心で(コイツすげえ…)と、俺は脱帽してしまった。
けれども、里美のテクニックが上達してゆくのにも関わらず、俺はただ無造作に上にあるワレメを舐めていただけで、後は申し訳程度に“本陣”を指で触っていただけだった。
すると、里美は片方の腕を自分の股間に伸ばし始め、そして指を自分の膣部にあてがった。
(あ、こいつ、自分でもやり始めた)里美は微弱な刺激しか与えてくれない俺に業を煮やしたのか、俺の下手くそな舌&指使いを補助するかのように、何度か自分の指を股間に伸ばして、いじり出したのだ。
「…あ…あ…」その途端、里美は気持ちのよさそうな声を漏らし出した。
もっと気持ちよくなりたい里美が、自分の指で自分のワレメを刺激しているかと思うと、もちろん興奮した。
…だが、結局それなら俺は必要ないんじゃないかと、かなり情けない気持ちになってきた。
なので、里美が自分の指でいじった部分や、その動きを思い出してマネしたりして、自分なりに工夫してみたら、少しは効果があったようだった。
横向きになっていた時はよくわからなかったが、奥のワレメの中には、豆のようなものがあり、そこを触るといい反応があると発見したのもこの時だった。
「あ…あ…んっ…あ…ん…」
「あ、やっぱここいいのか?」
「………」里美は恥ずかしがって答えなかったが、俺もようやく連続的にあえぎ声を出させる事に成功しつつあった。
が、やがて…やはりというべきか、またしても途中から俺の方だけが気持ちよくなりすぎで、気がつけばまたもや俺はマグロ状態に陥りつつあった。
俺がようやく左右のジャブを覚えだした程度でありながら、里美はパイズリという、とんでもない破壊力のアッパーを得たという感じで、俺は既に一度出してしまってるハンデがあるとはいえ、これではやはり勝負にならない。
俺の動きが鈍くなってきたので、里美がこれは一回目と同じ状況だと察したのか、「…K、もう出そうなの?」と聞いてきた。
「いや…まだ…」と、俺はカラ意地で突っ張ったが、既にかなりやばかった。
必死に里美を先にイカせようとしたが、里美は結構ヨガってくれるものの、何かが足りないらしく、そこから先には行かなかった。
俺はなんとか出すまい出すまいと抵抗しつつ、大きく息を漏らし、思わず腰をよじらせると、里美は俺がもうやばい事に完全に気がついたらしい。
「…あのさ、別にガマンしなくてもいいよ」
「ガマンしてねえよ」俺のこの後に及んでのカラ意地に、里美はちょっとムッとなったようで、「まーた素直じゃない…」そう言うと、里美はオッパイを使うのをやめて、チンコを刺激する手段を、手と口だけに絞ってきた。
(これやべえ)里美の唇がさっきよりもキツめにすぼめられたようで、俺の皮かむりの亀を高速で上下に往復させ、亀の下の部分には指の輪っかをはめて、これも軽く上下にしごいてきた。
こうなると俺はもうクンニどころではない。
下手すると、男の俺も声を漏らしそうになって慌てた。
やはり普通のフェラのみの方がやりやすいらしく、里美はさらに上下運動の速度を上げてきた。
里美は俺の限界を見切ったらしく、いったん口からチンコを出すと、「もう出ちゃうでしょ?そうならそう言って」と言った。
これは別にSっ気のある女のように挑発しているわけではなくw、里美にしてみれば、さっきみたくいきなり出されるのは嫌だったのだと思う。
「…まだ」里美が切羽詰った俺の言葉を信じたのかわからないが、黙って再び俺のチンコをくわえてきた。
が、そこまでが限界だった。
再びくわえられて、里美の舌先が亀に触れた途端、俺のチンコは限界を超えて、そのまま一気に里美の口の中に発射してしまった。
(出しちゃったよ…)
「…ぷ………っ…」里美はいきなり俺に射精されて、のどの奥でむせていた。
そしてさっきの宣言どおり、今度は精液を飲んでくれず、そのまま自分の頭の近くにあったティッシュ箱から中身を何枚か取り、それに口から精液を吐き出した。
「…いきなりノドにきちゃってさぁ……だから出るなら出るって言ってって…ゴホッ…てっ…コホ…」軽く咳き込みながら、そのテッシュを丸め、俺にやや非難がましい口調で、里美は言った。
里美はまだ咳き込んでいる。
俺はさすがに申し訳ない気持ちになり、「…悪ぃ」と素直に謝った。
すると里美は「…なんで意地張ってウソつくのかなー」と、呆れたように言った。
もちろん、あっさり先に出したら恥ずかしいからだが、里美も俺と言う人間を知り尽くしているので、もちろんそれはわかって言ってる。
「でも男の子って最初のうちはすぐ射精しちゃうって聞いた事あるよ。だから仕方ないじゃん」と、最初は俺を非難しているような感じだったが、後半から慰めているような口調になった。
「…でもさっきより上手くできたでしょ。またKの方が先だったね」と、里美は達成感を込めつつ言ったが、また俺に先にイカれてしまい、やや不満そうではあった。
里美の股間も洪水のごとく濡れ方が激しくなっていたが、“イク”にはまだのようだった。
俺はなんだか悪いような気持ちになり、「そんじゃ俺、まだやるよ」と言って、俺は里実のワレメいじりを再開した。
もちろん射精してテンションは落ちていたが、義務感がそれに勝った。
だが里美も俺だけに任せていてはラチがあかないと思ったのか、先ほどと同じように、また自分の指を伸ばして、俺の作業の援護をした(というより、はっきり言って俺は邪魔なだけだったと思う)。
「…おまえ、やっぱ自分でもするのな」
「うるさい」さすがに、あんたがヘタクソだから任せておけない…なんてストレートなことは言わなかったが、内心ではやっぱりそう思っていただろう。
しかし、努力の甲斐があったのか、やがて里美のよがり声は、「あ…ん…あ…ん…あ…ん…あ…ん……」と、なにか奇妙に規則正しくなってきて、どんどん速度を増していった。
俺が執拗に“お豆”を撫でていると、里美は「あ、だめ」と言って、俺の手を何度か払いのけようとした。
俺は思いっきり無知で馬鹿だったので、里美が本当に嫌がってやめさせようとしていると思い「(さっきまで文句言わなかったのに)なんでだよ」と、非難すると、里美は「…スケベ」とひと言だけ返事した。
これも(当時は)意味がわからなかった。
俺がめげずに、再びいじると、「…あのさ、あのさ、これ以上だと、もう、あたし…」と、里美は切羽詰った様子で言った。
これまた馬鹿な俺は、(え、なんか体とかヤバイのか)と本気で心配したが、里美自身が自分の指の動きを止めないので、俺も少しためらいつつも、またいじるのを再開した。
「あ…ん…あ…んっ…あ…ちょっともう…ホントに…あ…」俺の作業中の片方の指を、里美がまた手で掴んで止めたので、なんでさっきから邪魔するかなー、と思いつつ、もう片方の指でしつこくいじり続けた。
そのたびに、俺の上で里美がケイレンするように、上下左右に「んっ…!」と声をあげながら激しく動くので、下にいる彼女よりひと回り小さい俺は、めちゃくちゃ体重がかかり、かなり辛かった。
すると里美はその俺の指を抑えつつ、「んっ…んっ――!!」と、これまでで一番切羽詰った可愛い声をあげて、体内から透明の液体をたくさん出した(いわゆる潮吹きという感じではなかったが)“あ、これ、イッたのか”と、さすがに鈍い俺も気がついた。
だが、その液体ならさっきからとめどなく出ていたのだから、女は男みたくはっきりと“ドピュッ”って出る感じじゃないんだな…と思った(実際は個人差があるんだが)イッた後、里美は急に脱力したように動きを止めた。
そのせいでますます下の俺に体重がかかり、『重えよ』のセリフが喉まで出かかったが、今の満足感に満ち溢れた空気をぶち壊しにして里美に怒られたくないので、とりあえず「…終った?」と聞いた。
「……ん…うん」里美は恥ずかしそうな声で答えると、のっそりと俺の身体の上から起き上がり、ベッドのふちに腰かけて、大きく息を漏らし、「…疲れたぁ」と言った。
俺も同感だった。
――里美のこの言葉で、ちょうど二人とも魔法から覚めたような感じになり、これまでやったこと、そして今の状況がなんだかとても気恥ずかしくなってきた。
――と、まあ、この日はこれで終わり、俺は家に帰った。
そしてこの後も、この事をきっかけに、ちょくちょく二人でエロいことをしたが、初回のこの日ほどインパクトのあることはしなかったと思う(お互いに慣れてしまったというのがあるが)。
後は後日談というか、単なる付記になるけれど――ただ、この日に得たものは、色々な意味で人生にとっての大きなターニングポイントになったと思う。
多くの性知識の他に、この日を初めに俺はオナニーというものを完全に理解したのことが大きかったw。
それまでもチンコをいじったり、どこかに擦り付けたりと、オナニーの真似事はしていたが、フィニッシュまでやるというのは、里美に射精させられたことによって初めて理解した。
そしてこの日以降、サルのようなペースで習慣化したwまた、里美から得たクラスの女子の下の毛情報は、俺の中で小学校卒業まで…いや、それ以降も尾を引いたw学校でその女子たちに会っても、「こいつ、おとなしそうな顔して生えてるんだよな」
「こいつ、クソ生意気でムカつくけど、まだツルツルなんだよな」などと、すぐに連想してしまい、そして敏感な年代なので、ちょっと妄想が頭の中で進展すると、すぐに股間がふくらんでしまったw特に本文に登場した由美子なんかの前では、会話とかしていても、何度も彼女のハダカがチラつき、思春期前夜の身としては辛かった(その由美子についてはまた別のチョイエロ話があるのだが、これはたいして長くならないので、ひょっとしたらそのうち軽く書くかも…)そして里美ともっと先…つまりセックスの段階に行くのは、やはり小学生でやるのはいけない事なんじゃないかという共通認識と、未知の世界への恐さがあったため(今でもやはり小学生のうちはやらなくて良かったと思う)、めでたく実現したのはかなり先の事になった。
中学に入ってからは、あまりエロい体験をする機会に恵まれなくなり、里美との交流も一端途切れてしまい、ややブランクが空くことになる。
それでも結局、俺の初めての相手は彼女ということになったのだが、その時の童貞喪失話は今回と同じくらい長くなりそうなので(いや、半分くらいか?)、また別の機会に。

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