深酒で意識を無くして寝転んで

2021/06/03

妻の実家の周囲は田園地区にあって、隣が地区集会所だった。
その日、なにかの打合せ会兼懇親会があったらしい。
夜、賑やかな声を遠くに聞きながら、寝入った。
深夜、手伝って下さいと義母に起こされた。
いわれるままに、隣の集会所の座敷に上がった。
1人、深酒で意識を無くして寝転んでて、すまないがこの人を一晩、お宅で預かってほしい、そういう依頼だった。
横に、幹事役の女性が2人いて、すいません、と何度も言う。
今日はまわりの抑えがきかなくて駄目でした、と。
それは驚く光景で、初めは直視できなかった。
手伝って下さいって、これ運ぶんですか?おれの問いかけは無視された。
20才半ばから30才くらい、女の子‥‥‥‥仰向けで、素っ裸で、ぐったりしてた。
横の座敷の隅に、Tシャツやジーンズ、下着とか脱ぎ散らかして。
なんで、何かありましたか?おれが目で尋ねると、義母が何も無いのよと答えた。
何もないんだけど、飲み過ぎると脱ぎ出すのよ、この人、深酒禁物なのよね、いきなり立ち上がって、くねくねしながら脱いで、すっぽんぽんになっちゃうの、制止するのふりきって、お酒ぐいぐい飲んで正体なくして、面白半分にお酒進める人もいるわけよ、もうだめ。
この人、まだ独身なのよねー、と。
そういう事情。
少しぽっちゃり体型の女の子だった。
乳首は立ってて、陰毛がちょっと濃い。
義姉と義母が、下着をはかせようと格闘してた。
これをおれと義兄とで運ぶ?正直、素直に期待した。
女の子の足が無意識に動いて、下着を拒否してた。
それじゃこのままでと、義兄が言う。
え、それはちょっと、期待以上。
義兄が、右手で彼女の右膝を下から持ち上げて、左手を背中に回して抱えた。
おれも義兄にならって、おそるおそる左手で左膝を持って、右手で背中を抱えて。
ピンクの肌に直接触れる、ちょっと汗ばんでた。
いいかな、せーの、よいしょって持ち上げて、重たい。
やむを得ず、右手を伸ばして彼女の脇の下をつかんだ。
乳房までしっかりつかんでしまった。
足は片方づつ持ってて、そのため、彼女の股間が広がった。
女陰が、割れて見えてる。
濃い陰毛がそこまで生えてて、奥はピンク色。
陰毛の先で、糸を引いてた、それほど間近で見た。
女性の甘い汗の匂いがしてて、ときどきメスの臭いがまじって、メスの股間から立ちのぼる、男を誘う臭い。
おれは、興奮勃起を抑えられなくて、それを横から彼女のお尻に押付ける、ちょうどの位置だった。
ふふっ、どうですか?お楽しみでいいんじゃないですか、こうして自分をお楽しみいただくのが、ご本人のお望みなんでしょうからね。
横の義姉に急に言われて、見透かされたようで、おれはびくっとした。
義姉が、持ってきた大きなタオルを掛けた。
ふうふう言いながら、やっと妻の実家のソファーまで運んだが、彼女は、全然目を開けない。
ね、このままいただいちゃおうか、義兄がきわどい冗談でおれをからかう。
夜が明ける前に義母が彼女をタクシーに乗せて、そっと帰したらしい。

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