幸子との出来事

2018/09/28

『彼氏が複数プレイに興味を持っていて、、、、どなたか私と彼氏と3人でHしてくれる人いませんか?私は21歳でOLしています。身長は167cmで痩せています。彼氏はまだ学生です。メッセージお待ちしてます』もうずいぶん前の事でハッキリとは覚えていないが、だいたいこんな内容のメッセージだったと思う。
モモコのOPENに入ってのだが、話し方自体はサクラ臭くなかった。
けれどメッセージの内容で私はサクラと判断し、彼女の声を聞くたびに無条件でスキップしていた。
何日間か彼女の複数プレイ参加者希望のメッセージは続いた。
なおさらのこと私はこの娘をサクラと確信した。
ところがしばらくして彼女を再認識すべきことが起こった。
今度は男性の声でほとんど同内容のメッセージが入るようになったのだ。
『僕の彼女が3Pしたがってるんですけど、誰か一緒にやってくれる人いますか?彼女は痩せています。あまり胸もないですけど結構いいですよ』二人のBOX番号は違っていた。
疑ったらきりがない、私は男性の話し方を聞いて一方の彼女がサクラでないことを判断した。
もちろん男性のBOXにレスする気なぞなかった。
とりあえず彼女の方と話してみる位なら問題はないか、そう思った私は『話が聞きたい』という内容のメッセージと直電を彼女のBOXに入れておいた。
その次の日くらいだったか、夜中に彼女から電話が入った。
複数プレイの話はやはりホントウだった。
彼氏がしたがっているから、と言っていたが彼女自身もまた複数プレイを望んでいる様子だった。
九州から出てきている女の子だった。
名前は幸子。
昼は丸の内でOL、夜はファミリーレストランでバイトしている、と言っていた。
学生の頃に同じチェーン店で深夜のキッチンを任されていた私はその支店を聞いて驚いた。
同じ店だったのだ。
彼女は私の地元に住んでいた。
こういう奇遇もあって随分長電話したあと、私は彼氏を含めた複数プレイなら参加するつもりはない事を伝え、私の友人となら、と話した。
彼女は彼女で、まず彼氏と3Pしてからその後どのお友達とも、と言い続けた。
平行線をたどりそうだったが、じゃあ一対一で食事でも、という事でその日の話は終わった。
約束は翌日の深夜だった。
私は彼女との待合せの場所へ迷う事なくたどり着いた。
子供の頃はチャリンコで走り回った町である、迷うはずもない。
私はクルマを止め子供の頃通った銭湯の公衆電話から彼女の部屋に電話した。
待合せ場所はコンビニの前だった。
「着いたよ?」
「ちょっと待ってて、今ドライヤーで髪乾かしてるから…」彼女はシャワーを浴びた所だった。
彼女はやはり期待しているのか、とも考えたが、その時点でそれは考え過ぎだったろうか(笑)。
私はクルマのエンジンを止めずに待っていた。
男を連れて来たら即帰ろうと思っていたのだ。
私はクルマのシートを倒して前後左右に人の気配を窺っていた。
しばらくすると背の高い女の子が前方の小道から出てきた。
夜ももう12時をまわっている。
そんなに人の多い場所でもない。
ほぼ間違いなく彼女だろう、私はそう思って近づいてくる女の子を観察していた。
近くに男の姿はなかった。
電柱の明かりに彼女の姿が浮んだ、スタイルは悪くはない、が電話で聞いていた通り痩せている…想像していたよりも…それもかなり…まぁ牛よりはいいか。
近づいて来る娘は間違い無く約束通りの服装をしていた。
白いブラウスにベージュのパンツルック、OLの通勤服のような感じだった。
(彼女ならいいな。)私は思った。
けれどもクルマの中の私に一瞥をくれるとサッサとコンビニの中に入っていってしまった。
(あれ、スッポン?)そう思う間もなくコンビニから出てきた彼女は私のクルマの方へ向かって歩いてきた。
そして会釈しながら助手席の窓を軽く叩いた。
私は左手を伸ばしてドアを開けた。
「こんばんはぁ?」幸子は少したじろぎながらもそう言って助手席に乗り込んできた。
隣に座った幸子は可愛いと言うわけでもなく、かといって不細工というわけでもなく、ハデでもなくジミでもなく………。
可も不可もつけられない、いわゆるテレ中娘だった。
「こんな感じの人です」笑いながら幸子は言った。
ソバージュの長い髪からリンスの香りがした。
「私もこんな感じの人です」私は『食事だけ』という約束通り近所のファミレスに向かった。
もちろん彼女のバイト先は避けて。
食事も終わり、時間はすでに1AMをまわっていた。
次の約束を取り付けて今日はお終い、と考えていた私だったが、次のアポを取ろうとしても幸子の反応が芳しくない…。
かといってこのまま帰りたそうな素振りも見えない。
(コレはこのままOKってことかぁ?)私は運転しながら、どうしたものかと考えていたが、彼女の方から話の糸口をふってきた。
「そのぉ、友達?もう一人の人にも今日逢いたいな…」この言葉に私はヴィヴィットに反応した。
「じゃあ電話してみるよ。まだたぶん起きてるから」すでに友達Kには3Pの話をしていた。
「でももし来れたらどうする、友達はその気で来ちゃうよ?」私は彼女の反応を窺った。
「その時はその時………」幸子は完全に期待していた。
私はKに電話をいれた。
寝ていた彼も3Pの話に目を一気に覚ましたようだった。
OKを確認した後、Kの家の近くにクルマを止め、私達は彼が出て来るのを待った。
Kはすぐに出てきた。
初対面の挨拶もそこそこに、3人を乗せたクルマはラブホテルへと向かった。
もう幸子も私もKもその気だった。
しかしいくら地元とはいえ3人が同部屋できるラブホテルを誰も知らなかった。
取り敢えず私がホテトルを呼ぶような感じで一人で入室しその後HTL内で合流、ということになり、ホテトルOKのHTLをKが指定した。
(いつのまにかホテトルを経験しているK)感じの良いフロントの男性からカードキーを受取り、私は一人でエレベータに乗った。
3Fで降りると隣のエレベータが追っかけ上がってきた。
私は自分の部屋に入りもせずエレベータの扉の開くのを待った。
部屋に入ると妙な感じだった。
いくら幼なじみだとはいえラブホテルの部屋にもう一人男がいるのである。
もちろん女の幸子がいるとはいえ、違和感が部屋に充満しているのを感じた。
私は冷蔵庫からワインを出した。
幸子から酒が入ると無性に「したくなる」という話を聞いていたからだ。
幸子は喜んでグラスを受け取った。
私とKはビールと日本酒を選んだ。
幸子とKは椅子、私はベッドの上に寝転び、しばらく3人でとりとめない話をしていた。
時間を見計らって私はシャワールームに入った。
Kの事だからすぐに行動を起すのは分かっていたが、その後の展開にはその方が楽だった。
案の定私がシャワーを浴びて部屋に戻ると二人は立ったままキスをしていた。
Kは幸子の背中を強く抱きしめていた。
幸子はKに抱きすくめられるような格好でKの激しいキスを受けていた。
「おっとぉ」私は部屋の電灯を少し落とした。
「ごめん、俺キス魔なんだ」Kが私に気付き照れくさそうに言った。
そう言いながらもKの腕は幸子の背中を抱きしめたままだった。
「あらあら」私はバスタオルを腰にまいたまま椅子に腰掛け、タバコをふかしながら日本酒をコップにあけた。
部屋の薄明かりに浮ぶ二人の姿は愛し合ってる二人の男女が時間を惜しむかのようにも見えた。
私は少し「酔い」が欲しかったのでコップに入った日本酒を一気に開けた。
「見てるだけかぁ?」そう言いながらKは幸子から身体を離した。
私は何も答えずにKに笑みを浮かべた。
幼馴染みのこういった普通では見れない姿がオカシクもあり嬉しかったのかもしれない。
Kも照れくさそうに笑っていた。
Kが幸子の服を脱がしはじめた。
ぎこちなくブラウスのボタンを外し終わると真っ赤なブラジャーが現れた。
ズボンがスッと床に落ちた、幸子の肢体が薄明かりの下に浮かぶ。
色白の痩せた体に真っ赤なブラジャーとパンティが映えていた。
「うぉっとぉ」大袈裟に私は声を出した。
「いいねぇ」
「今日初めてつけたんだよ」幸子が私を振り返って笑った。
「似合ってる似合ってる。赤が似合うね」私は少しオオゲサに言った。
後ろから見た幸子のスタイルはカナスタだった。
どんな服でも似合いそうなスタイルだった。
Kが幸子の肩を持って身体を私に向かって回転させた。
「いかがっすか」幸子も照れもせずにポーズをとった。
彼女も少し酔いがまわっていたのかもしれない。
私にもようやく酔いがまわってきていた。
「ナイス!、ナイス!」
(でもやっぱ痩せ過ぎ、あばら浮いてるよ?。)それでも幸子の胸はBカップありそうだった。
あまりに胸囲がないぶん乳房の膨らみが目立つのだ。
Kは幸子の背中を押し私に差し出すように連れてきた。
幸子は私にしなだれるように首に腕をまわした。
私は赤いブラジャー越しに乳房をつつみこみ、もう一つの乳房に唇を当てた。
(やっぱ小さいわぁ…。)Kが幸子の後でそそくさとジーンズのベルトを外していた。
一心不乱に服を脱いでいるKがまた微笑ましく思えた。
私は真っ赤なブラジャーのホックを外した。
弾けるようにホックは外れた、でもブラジャーから乳房はこぼれ落ちなかった。
薄い乳房の膨らみの中央に小さな乳首がのっていた。
私はその乳首にすいよせられるように顔を近づけ唇の先でつまんだ。
「あぁ」乳首を軽く噛むと幸子が小さな声をあげた。
Kはしばらく私達を見ていたが手を振りながらシャワールームへ消えていった。

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