妻を見初めた禿げ社長[前編]
2018/08/05
俺が再就職した工務店の社長は、年齢の割りに押しが強くていかにも好色そうな禿男だ。
こういう男に妻がどうにかされてしまうことを想像して楽しんでいた。
いや、実際にどうにかされた妻を見てみたいとさえ思うようになった。
社長は猥談が大好きで、酒が入ると俄然エロ自慢をする。
愛人もいるらしいが、「人妻が一番燃えるんだ」とか言っていた。
相当アコギなこともしてきたらしい。
そんな社長に俺は女房のことを吹聴した。
どんなことをしたら悦ぶとか、どんな声で喘ぐとか、他愛もない話だが、社長はすぐに食いついてきた。
夏休みに撮った水着の写真があると言うと、「見せろ見せろ」としつこく要求する。
しまいには俺の胸ポケットに万札をねじ込んできやがった。
妻も30半ばでしっかり肉付きも良くなってはいるが、社長から見れば美味しい年代らしい。
食入るように写真を見ている社長に、俺は耳打ちをした。
俺「今度の日曜日、うちのやつに届け物をさせますから」
社長は、ウンウンと大きく頷いて俺に握手してきた。
分厚い大きな掌は心持ち脂ぎっていて気持ちが悪かった。
社長へのお中元の届け先は、社長の自宅ではなくマンションの一室だった。
社長が愛人を囲っている部屋らしいが、そんないわく付きの部屋だなんて一言も言わずに女房独りで届けに行かせた。
妻が出掛けた後、俺は社長の携帯に電話をした。
間違いなく妻一人で行かせたことを伝えるためだ。
社長は、「任せておけ」と意味深な言葉を残して電話を切った。
それからの時間がやけに長く感じた。
免許更新の時の退屈な講習でさえ、あんなにも長くは感じないだろう。
社長の禿頭が女房に覆い被さる様子を想像するだけでゾクゾクする。
でも一方では、女房があの禿頭を張り倒して帰ってきてしまうのではないかという不安もあった。
妻が帰宅した時、俺はなぜだか勢い込んで玄関に迎えに出た。
いつもとは違う俺の出迎えにも女房は反応しなかった。
普通なら冗談でも言うか、しんどかったと文句の一つでも言いそうなものだが、何も言わずに奥へ行った。
ここは変に勘ぐったりして、女房を刺激しない方が良さそうだと思ったので、何事もなかったように接することにした。
妻は遅くなった理由を、夕飯のオカズを買ってきたからだと言い分けしていた。
妻が言い訳したことが逆に俺にとってはありがたかった。
俺が知ってたなんて社長がバラしてたら大変だった。
翌日、社長が昼飯をご馳走するからと俺を誘い出した。
いつになく饒舌に(酒も飲んでないのに)社長は昨日の出来事をしゃべり始めた。
社長「昨日は久しぶりにハッスルさせてもらったよ」
ハッスルなんて言葉が今だに使われていることにツッコミたくなるが、俺もその先が聞きたくて仕方がない。
女房がどんな反応をしたのか、それからどういう風にこの禿社長にやられちゃったのかが重要なのだ。
俺「女房は嫌がらなかったんですか?」
ストレートに聞いてみる。
(よく考えると失礼だな)
社長「最初は肩揉んでもらったんだよ。さすがにちょっと警戒してたみたいだがな、わはは」
てことは、その先は俺にも想像がついた。
いつも社長が飲み屋で言ってた、『スキンシップからスキンレス』という作戦パターンだ。
案の定、社長はさんざん女房にマッサージさせたあと、得意の寝技、締め技で攻略したと言っていた。
社長の言葉は下品そのものだったが余計に欲情してしまう。
行間に含まれた意味が、俺の想像力をどんどん膨らませたのだ。
社長「◯◯(俺)が言ってたろ、ほら左の乳首。本当だ、ありゃすげえな。嫁さん、弱点を最初に見つけられて戸惑ってた。あとは、ほれ、その、なんだ、いやぁ、参ったな」
何が参ったんだかよくわかんないが、俺まで参っちまいそうだった。
時折ニヤニヤと思い出し笑いを浮かべながら、社長はとつとつと話を続けた。
社長「・・・だってよ、女のアソコは正直なもんだよな。ちゃんと、しっぽり濡れてたんだよ。ヤダヤダってたって嘘つけねえもんな。俺も年甲斐もなくヤンチャしちまった」
社長のヤンチャぶりを見たいとは思わなかったが、正直言って女房のやられっぷりを見てみたいと、このとき強く思った。
社長は囲ってた愛人をポイしてまで、俺の遊びにとことん付き合うと言った。
遊びと言えば遊びだが、社長も乗り気だった。
空いたクローゼットに小窓をつけて枠を嵌め込み、マジックミラーをつけた。
種を明かせば簡単。
普通のガラス窓にホームセンターで売ってる車のサンシェードのミラー仕様を貼りつけるだけなのだ。
(だてに工務店をやってるわけじゃないねと、この時だけは社長を尊敬した)
めでたく覗き部屋は完成し、ここで長年の歪んだ願望を果たすことになる。
数日後、約束通り俺は嘘の出張を命ぜられ、社長は女房に再度のアタックを敢行した。
社長の言う通りに俺はメーカーの見学会で出張したことになった。
一泊分の荷物を持って社長のマンションに直行し、合鍵でドアを開ける。
(社長の愛人になったような変な感じだ)
社長はどうやって女房をここに連れてくるつもりなのか、そう簡単に二度目の逢瀬が実現するとは思えなかった。
そんなことばかりを考えながら、虚ろな時間が過ぎていった。
予定の時間が過ぎ、やっぱり失敗したかと内心ほっとした。
しょげた社長の顔を思い浮かべていたら、俺の携帯が鳴った。
社長「すまんすまん、待たせたな。今からすぐ行くから。じゃあな」
声を忍ばせて一方的に切れた。
慌てて電気を消してクローゼットに入る。
自分の鼓動が速く強くなるのを感じながら二人の帰還を待った。
社長「まぁ、まぁ上がって上がって」
禿社長のダミ声が玄関で響いた。
やり取りは聞き取れないが社長の声はなんとか聞き取れる。
社長「いやぁ、まぁ、大人なんだから。お互いにさ」
押されるようにして女房が部屋に入ってきた。
自分の嫁サンの姿を見て、付き合い始めた頃の気持ちを思い出した。
とにかくあの頃は俺もやりたい盛りだったしなぁとか、懐かしささえ感じていた。
一瞬、目の前のガラスが曇った。
自分の鼻息のせいだとわかって慌てて拭き取る。
社長は後ろからいきなり妻に抱きついた。
たじろぐ妻に「な、悪い様にはしねえから、な、頼むよ」と哀願するように言った。
妻「でも、私、そんなつもりじゃなくて」
さらに拒絶の言葉を口にする妻。
涙目になりながら、妻が社長の腕を解こうとした時、「俺に恥をかかせるんじゃねぇ!」とドスの効いた声で社長が凄んでみせた。
(『恥』って・・・)
そういや俺が覗いてることを社長は知ってるんだった。
社長が俺の視線をかなり気にしているんだなと思った。
カタギとは思えないルックスを最大限に活かして、社長は短い言葉で女房の抵抗する気力を見事に殺ぎ落とした。
最初からそうしてればいいんだよと言わんばかりに、社長は女房の胸を荒々しく揉んだ。
女房が身を固くしながらも、呼吸が弾んでいくのがわかる。
社長は右手で服とブラに覆われた乳首を探し当てた。
たぶん女房の乳首は硬くしこり立っていて、すぐにでも居場所がわかるくらいだったんだろう。
一番感じやすいところを指でこねられて、堪りかねたように女房は顎を上げた。
だらしなく開いた女房の唇に、すかさず社長が舌先を滑り込ませる。
女房の苦しげな喘ぎ声がくぐもって聞こえる。
扉越しに覗いている俺は、生唾ばかりを飲み込んで息を殺すのに精一杯だった。
なんせ社長の醜悪さのせいか、女房が美しく艶っぽく見えて仕方がない。
すぐにでも飛び出したい気持ちとも格闘しつつ・・・。
そんな俺の心中を察した様に、社長は一瞬こちらを振り向いた。
マジックミラーになっていることを忘れて、俺は窓から身を伏せた。
我に返った俺が再び覗くと、妻は上着を脱がされてブラジャー姿になっていた。
普段見慣れたベージュのブラジャーだが、その普通っぽさが余計に人妻ライクなのだ。
禿オヤジ同様、俺も新鮮な感動すら覚えてしまった。
ブラのホックを外さずに、カップを上へとずり上げるオヤジ。
こぼれ落ちた片方の乳房がやけに白く、それとは対照的に乳輪から乳首に向かって次第に色濃くなっている。
想像通り、妻の乳首はほどよく刺激されて大きく硬く勃っていた。
社長はそんな妻の無垢な乳首を弄びながら、下方へ腕を伸ばし始める。
行儀良く閉じられていた妻の両腿は、もじもじと緩やかに緊張を失っていった。
女房の耳たぶは真っ赤に充血し、俺のムスコにも一気に血液が集合してくるのがわかった。
禿オヤジはAV男優気取りで、妻に言葉いじめをし始めた。
文章にしてしまうとあまりに陳腐で萎えてしまいそうな言葉ばかりだったが、その場の雰囲気から言うと、もう何でもありですみたいにハマってしまった。
とにかく、人の女房を夫が見ている前で抱くのだから、社長もある意味弾けてたんだと思う。
女房への扱いがより一層大胆になってくるし、女房もそんな扱いに刺激されて反応が激しくなっていった。
禿頭を女房の股間に埋めて、社長は下品な音を立ててクンニしまくるし、女房も微妙に鼻にかかり気味の甘い声がボルテージを増していった。
その時、社長が押さえていた女房の片方の膝の先に、パンティが申し訳なさそうにクルクルと捲くり上がっていた。
取り残されてしまいそうな自分の姿がパンティにダブって見える・・・。