社員旅行で部長に犯された由紀子

2017/07/21

俺が会社に入社して5年目の時、短大を卒業したばかりの由紀子がうちの課に配属された。
まだ二十歳そこそこの由紀子は、男ばかりの職場にとって花のような存在だった。
顔は普通よりちょっと可愛いくらいだったが、スタイルが抜群によかった。
特に大きい胸と、くびれたウエストのギャップがたまらなかった。
当然彼女はチヤホヤされた。
競争率は高かったが、俺は猛烈にアタックした。
その甲斐あって、2ヶ月ほどして俺と由紀子は付き合うことになった。
ただ、一つだけ由紀子には心配な事があった。
というのも、彼女は酔うと場の雰囲気に流されやすくなる性質だったのだ。
本人も「飲むとHな気分になる」と言っていた。
初めて由紀子を抱いた時も、二人で飲みに行った帰りだった。
もちろん本人もこれじゃいけないと自覚しているらしく、「信用できる人以外とは飲まない」と言っていた。
実際会社の飲み会でも、酒は一切口にしなかった。
ちなみに由紀子の体は想像以上だった。
若くて白い肌、仰向けなのに形の崩れない乳房。
しかも由紀子は感度もよかった。
まあ酒の力もあったと思うが。
しばらくすると、俺と由紀子は社内で公認の仲となった。
隠す必要もなかったし、なによりも俺が安心したかった。
結婚もお互いに考えていた。
仕事も顧客がついてきたし、何もかもが順当にいっていた。
そう思っていた。
というのも、この頃からうち課の木沢部長が、由紀子に対してセクハラまがいの行為をしていたのだ。
(木沢はがっちりとした体躯に浅黒い肌をしていた。昔、柔道をしていたらしい。そして、42歳という若さにして部長職に就くほどのやり手だった)
当然俺はこの事を知らなかった。
まあセクハラと言っても、せいぜい肩に手を置いたりする程度で、あとは「食事にでも行かないか?」ぐらいのものだったから、由紀子も油断をしていたらしい。
由紀子が入社して、半年がたった初秋。
その事件がおきた。
それは社員旅行で山梨の温泉に行った時のことだった。
旅行当日、3台の観光バスで現地に向かった。
気の抜けたような名所めぐりを終えると、旅館でお約束の宴会が待っていた。
総勢60人ほどの宴会だったので、場も騒がしかった。
俺は宴会場に入ると、由紀子の姿をさがした。
(俺と由紀子は別々のバスに乗り込んでいたから、まだほとんど話をしていなかったのだ)
すぐに末席にいる由紀子を見つけた。
浴衣姿が色っぽかった。
しかし彼女は困ったような顔をしていた。
周りで騒ぐ男連中が原因だろう。
それを見て一瞬胸騒ぎをおぼえたが、その連中も、由紀子と俺が付き合っている事、そして彼女が酒を飲めない事を知っていたので、無理にすすめる奴はいないだろうと思っていた。
俺も次々に酒を注がれて忙しく、なかなか由紀子の方に行けなかった。
そうこうするうちに旅の疲れも手伝い、あっという間に酔いがまわってつぶれた。
俺は気づくと自分の部屋で寝ていた。
時計を見ると午前1時を回っていた。
まだ、頭がグラグラしていた。
そばで同僚が麻雀をしていた。
「おー復活したか、お前もやるか?」と声をかけられたが、断った。
そのままぼーっとしていると、ふいに由紀子の事を思い出した。
「由紀子とかもう寝たのかな?」
同僚に聞くと、「ん、由紀子?そういえば途中で気持ちが悪くなったとか聞いたぜ。めずらしく飲んでたからな」と返ってきた。
「あいつ、酒飲んでたの?」
一瞬ドキリとした。
でもその後、旅先だし、普段、あまり会うことのない課の女子事務員がいるから、付き合いでちょっと飲んだんだろうと考えた。
だが一応心配になった俺は、由紀子の部屋に向かった。
(うちは女子事務員が少ないので、彼女たちは一人部屋を与えられていた)
部屋に着くと、鍵がかけられていた。
やっぱり寝てるのか・・・と思った。
だがこの時、ちょっとムラムラしてた俺は「起こしてやっちゃおうかな」と思い、しばらくノックを続けていた。
すると、隣の部屋のドアがガチャリと開いた。
そこにいたのは木沢だった。
「何時だと思ってんだ?うるせーぞ」と怒られた。
そして、「もう由紀子寝てんだろうし、お前も寝ろ」と言われた。
さすがにバツが悪かった俺は、謝ったあと部屋に戻り、やる事もないのでそのまま寝た。
もし、木沢が由紀子にセクハラをしてると知っていたならば、無理やりにでも木沢の部屋に入っただろう。
だが、この時はそんな事思いもよらなかった。
部長だから一人部屋なのもおかしくないし、それが由紀子の部屋の隣だとしてもたまたまだろう。
この時の俺は、まさかその部屋に、由紀子がいたとは夢にも思わなかったのだ。
次の日から由紀子の様子がおかしかった。
話しかけても生返事だし、すぐに他の事務員のところに行ってしまう。
なんかよそよそしかった。
それでもこの時は、(昨日ロクに相手もしなかったしすねてるのかな?)くらいにしか思ってなかった。
だが、旅行が終わったあともその態度は続いた。
それはよそよそしいというか、ハッキリ言えば避けられている様な感じだった。
食事に誘っても断られ、仕事以外の事は一切話さない。
そんな状態が一週間も続いた。
いよいよおかしいと思った俺は、「最近様子おかしいぞ?今日の夜、おまえんち行くから。いろよ!」と、半ば強引に約束をした。
しばらくの間があった後、「・・・分かった」と由紀子が返事をした。
夜、俺は取引先から自分の家に直帰し、支度をして由紀子の部屋に向かった。
9時頃つくと、由紀子の部屋は明かりがついていた。
チャイムを押すと、由紀子が出てきた。
やはり様子が変だった。
とりあえず部屋に入ると、単刀直入に聞いた。
「・・・あのさ、なんかあった?」
すると、思いがけない事を言われた。
「・・・わたしを、フッてください」
そして由紀子はペタンと座って泣き出した。
まったく意味が分からなかった俺は、「なに言ってんだよ?全然意味わからねーよ」と言った。
由紀子は「わたし、あなたの彼女の資格、ないです。別れてください」と泣きじゃくるだけだった。
この時の俺は、最悪な事を想像していた。
いや、実はうすうす気づいていた。
最近の様子を見て、たぶんあの日、由紀子の身に何か起きたのだろうと。
俺は何があっても動揺しないよう自分に言い聞かせた。
小一時間もすると、由紀子はポツリポツリと話し始めた。
それは、あの旅行の晩、木沢にされてしまったという内容だった。
覚悟していたとはいえ、相当ショックを受けた。
俺の由紀子が?あの木沢に?
凄まじい怒りがこみ上げてきたが、由紀子の手前、ぐっと堪えた。
そのあと俺は、「由紀子を愛してるし、結婚もしたいと思ってる。この気持ちはどんな事があっても変わらない。だから、どうしてそうなったか、全部聞かせてほしい」と言った。
何度も何度も「一回だけの過ちなら、気にしない」と繰り返した。
気にしないというのは嘘だけど、由紀子を失いたくないと言う気持ちは本当だった。
最初は首を振るだけだった由紀子が、「木沢が知っていて俺が知らないというのが我慢できないんだ」「俺の事を好きだと思っているなら、教えてほしい」「・・・覚悟はできている」と言う俺の言葉に、徐々にだが、あの晩のいきさつを話し始めた。
それは要領を得ないしゃべり方だったが、詳細をまとめると以下のようになった。
(最初に断っておくと、書かれている内容の半分以上はこの日ではなく、後日聞きだした)
あの日、宴会でたくさんお酒を飲まされた。
特に部長がすすめてきた。
しばらくすると気分が悪くなった。
部屋に戻ろうとすると部長が介抱してくれた。
歩いていると、さらに酔いがまわってきた。
部屋に着くとトイレで吐いた。
その時も部長が背中をさすりながら「大丈夫か?飲ませすぎて悪かったな」と声をかけてきた。
吐き終わると、今度は頭がクラクラしてきて、ベッドに倒れこんだ。
よく覚えてないけど、ベッドまでは部長が運んでくれた気がする。
「苦しくないか?苦しくないか?」と、しきりに聞く部長に「大丈夫です、大丈夫です」と答えてた。
気づくと浴衣の前がはだけていて、オッパイがでていた。
Tシャツとブラがいつのまにか上にずらされていた。
「こうしたほうが苦しくないだろ?」と部長に言われた。
とっさにそれを隠そうとすると、押さえつけられた。
そして無理やりキスをされた。
頭がぼーっとしてたから分からなかったけど、しばらくして裸にされてた。
自分でも信じられなかった。
部長がしつこくオッパイを揉んできた。
形が変るくらい強くされて、痛かった。
いつのまにか下のほうを指で愛撫されてた。
すごく抵抗すると、またキスされて、もっといじくられた。
部長が足首を掴んできて、むりやり足を広げられた。
そしてアソコを舐めてきた。
抵抗したけれど力では全然敵わなかった。
ずっと舐められてるうちに、頭がボーっとしてきて、何がなんだか分からなくなってきた。
いきなり部長が上にのしかかってきた。
びっくりして押しのけようとしても「いいから、いいから」と取り合ってくれなかった。
そして、部長が入ってきた。
何回も「いや!」って抵抗したけど、その度に強く突かれた。
それを何度も繰り返されてるうちに、抵抗できなくなってた。
「腰を動かせ」って言われた。
ぼーっとしてて、ちょっとだけ動か…

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