ハワイの海で水中フルチン一人ぼっち
2017/07/01
高二のハワイ修学旅行中、自由時間があったので男2女4で海に行った。
女子もさすがにもうスクール水着を着てくるようなやつはいなくて、みんな一応ビキニ。
と言っても、このうち3人はパレオ付きだったり、ボクサーパンツ型だったりと大人しいのだったのだが、一人だけ紐ブラ・紐パンの本格派ビキニオンリーで勝負に出てきて男子の喝采を浴びた奴がいた。
・・・ところが、案の定早々と事件は起きた。
お察しの通り、水中でビキニの紐が解けて脱げてしまったのだ。
しかもパンツの方が。
大きな浮き輪に嵌って沖にバタ足で泳いでいたんだが、水深2mぐらいの足が着かない程度のところまで着たところでそいつが突然「ちょっと待って!水着脱げた!」と叫び始めた。
なんか下半身に冷たい感覚があったらしい。
本人はまともに泳げない。
男2人はちょっと浮き足立ちつつも、下心ではなく親切心から水着を探そうとするが、水中に潜られて丸裸かつ無防備な下半身を見られたくない本人は「いい!いい!自分で探すからいい!」と完全拒絶。
結局本人が浮き輪の上から捜索し、泳げる女子2人が潜って探していたが、まぁ見つかるはずもない。
「どうする?もう岸にあがる?」と会議になったが、今来たばかりでいきなり帰る気にもなれない。
そこで突然女子の一人から浮上したのが「男子から水着借りればよくない?男子は水中にいる間は我慢できるでしょ」という案。
画して俺は海パンを奪われ、脱げた女子が代わりにそれを履くことになった。
脱げた女子は浮き輪の上から手が出せないし、かといって俺ら男子が潜ると怒られるので、第三者の女子が潜って着脱を担当。
俺は先ほど水着紛失の一報を受けたときからギンギンで、正面から脱がしに来た女子にはしっかりご覧いただいたと思う。
その後は水遊びを再開したのだが、水中フルチンの俺が追い掛け回すと女子が「キャーキャー」言って逃げ回るので実に面白い。
捕まえて太ももにチンコを接触させると「キャーキャー」が「ギャーギャー」に変わるが、それでも真顔で怒ったりはせず、他の奴も爆笑している。
そうこうしているうち、女子の水着の布地にチンコを擦り付けるような状態になった時に、つい限界がきて射精してしまった。
「あ、ごめん。いっちゃった」
「へ?何?」
「射精しちゃった☆」
「今?はあ?マジ?ちょっと~私◯◯の子供とか生みたくないよ~」
(・・・)
海中で妊娠しねえよとか思いつつ、その後ももう一人の男子がうらやましそうに見ているなか俺は特権を満喫した。
まあ、ちょっとオイタが過ぎたのか、陸に上がるときに女子たちの復讐にあってしまった。
本来は女子が先に上がり水着を着替えた後で、水中で待つ俺に海パンを持ってくる手筈だったのだが、みんなぞろぞろと上がった後、荷物を全部持って居なくなってしまったのだ。
「やられたなあ」と最初は笑っていたが、姿が見えなくなったまま、いつまでも帰って来ない。
異国の曇天の海で水中フルチン一人ぼっち。
本当泣きそうだった。
結局、股間押さえながら浜辺をダッシュして、日本人っぽい人を見つけて事情を説明、救助を要請した。
新婚旅行で来ているという30歳ぐらいのカップルがとてもいい人たちで、事情に大爆笑しながらも旦那さんの予備のTシャツと短パンを譲っていただき、パンツは奥さんにわざわざ新品を買いに走っていただきました。
バス代もいただき、本当助かりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。…