夫の目の前でワニ男にマーキングされた妻

2017/06/10

隣の湯船にいたワニ男。しばらくは妻を眺めているだけでした。しかし・・・。
「よいしょっと」
男はそう言いながら隣の湯船から体を出すと・・・。なんと我々の湯船に入って来ました。
「えっ・・・?」
思わず、自分も妻も目が点です。妻はあまりのことに、つい笑ってしまってました。あまりの状況を前にすると、人間こうなってしまうものなのかもしれません。
「はぁぁ・・・」
男はそう言いながら同じ湯船でくつろいでます。ここの温泉、一つ一つの湯船はそんなに広くありません。普通の家の湯船と、そこまで大差もありません。ある意味、家の風呂に一緒に入っているような・・・。妻を同じ家で共有しているような・・・。そんな感覚に陥りました。
妻の胸も局部も、すべてが目の前でまる見えで。今さら隠すのも不自然なのか、すべてを晒しっぱなしでした。男はさらに気をよくしたのか、セクハラな質問が飛び出しました。
「奥さん、胸キレイですねぇ。いい乳首してるし」
以前に温泉でそれに類することを言われたことはあるのですが、ここまで目の前で言われたのは初めてです。
「もしかしてオッパイ出たりします?(笑)」
そのようなことまで言われました。たぶん何を言っても怒らない2人だと思われたんだと思います。妻も返す言葉も出ず、ただ苦笑いするしかありませんでした。ただ、その突き刺すような視線が辛かったのでしょう。それから逃れるように妻は一人、前に向く体勢になりました。しかし、ほっと安心したのも束の間・・・。男も、妻を追うように体勢を変えたのです。
「いい景色ですよね」
男はそう言いながら妻の真横に来て、同じ体勢をしました。まさか、そこまでやるとは。あまりの状況に固まります。こんなとき、どうしていいのか分かりませんでした。2人の間に入って妻を守ろうにも、湯船が狭くてそんな隙間はありません。
「この温泉、気持ちいいですよね?」
男は妻に話しかけ続けます。自分のことはまるで眼中にないように、妻とだけの空間を作っていました。
「あ、はぁ・・・。まぁ・・・」
無視するわけにも行かず、妻はそれっぽく会話をしていました。全裸で真横で入浴している姿。この状態を見た人間がいたら、間違いなく彼らが夫婦で、後ろにいる自分の方がワニだと思われるでしょう。しかし今さらながらに会話に入ることもできず、指を咥えて見続けることしかできませんでした。
「あ~・・・」
しばらくすると、妻の反応があまりなくなったからか男が静かになりました。景色にでも集中しているのか?思わずそう思いました。
しかし・・・。妻がなんかモジモジしています。そのとき気づきました。
(まさか・・・!)
お湯の中なのでよく見えませんが、男と体が当たっているのでは!そう思いつつも、もちろん確証はありません。少なくともこの状態を許してしまっているのに、「妻に触れるな!離れろ!」なんて言えません。
(いや・・・触れているなんてことはないだろう・・・。まさかなぁ・・・)
そう願いつつ、ただ2人を見ていました。ただ途中から男の息が少し荒くなったのと、男の右手がお湯の中に入ったのが分かりました。少しだけ嫌な予感はしましたが言葉にはできません。不安に思いつつも、せめて夫としての所有を示したかったため、自分は妻の足を触っていました。
すべてが分かったのは、最終的に妻と別の湯船に移った後でした。妻曰く、男は話しながら、妻の足に自分の足を擦り付けていたそうです。妻も最初のうちは、狭いからしょうがないかな、それを言うのも雰囲気を壊すかな、と思って言わなかったとか。すると男はどんどん調子に乗ってきたようでした。やんわりと当たっていた足が少しずつ少しずつ動き、ぐいっと押しつけられてきたそうです。太ももだけでなく、お尻に擦るように当たってきた・・・と。妻は少し気持ち悪かったようですが、言うタイミングを逃し、何も言えなかったそうです。
でも、それだけではありませんでした。しばらくすると、「明らかに足ではないのが当たってきた」と。
(まさか・・・?男性器まで当てられたのか!)
「硬かった?」
「・・・分からないけど、硬かったかも・・・。・・・でも、手かもしれない」
(本当に手だったのか?)
そうあって欲しいと思いつつ、納得できない自分がいました。
「もしかして・・・アレかな・・・?」
そう言うと、妻は静かに言いました。
「そう・・・かも・・・」
返事が心に刺さりました。呼吸を整えて、また聞きました。
「大きかった?」
妻はしばらく躊躇っていましたが、言いました。
「・・・うん・・・」
ショックでした。この「大きい」は、間違いなく自分と比べてだと思うからです。自分も自信がない方ではないのですが、男のはそれ以上だったと・・・。男は最後まで自分に性器を見せることはなかったのですが、まさか妻に触れさせていたとは・・・。
「どこに当たってた?」「・・・足とか・・・」
「それだけ?」「・・・少し・・・お尻とか・・・」
この男は自分によく見えないのをいいことに、夫の目の前で裸の妻に、夫のより大きなサイズの性器を擦りつけていたのです。
「・・・どんな感じだった・・・?」
「なんか・・・。少し動いてたし、ヌルってしたかも・・・」
そのときに気づきました。
(まさか・・・!湯船に入っていた男の右手は・・・!)
「え・・・。もしかして何か出したりとか・・・してた・・・?」
すると妻は慌てて言いました。
「えっ・・・!そんなの・・・分からない・・・」
しかしそのとき、妻の表情が確かに曇ったことを自分は見逃しませんでした。
まさか・・・。擦りつけるだけでなく・・・。自分が惨めに足を触っているあいだに・・・。男は妻の尻を触りながら・・・。まるで犬が縄張りにマーキングをするように。電柱にオシッコをするように・・・。格下のオスに立場を分からせるかのように・・・。妻の裸に向かって自分の精液を出し、擦りつけていたかもしれないのです・・・。
「あ・・・でも、気のせいかもしれないから・・・」
慰めるかのように妻は言いました。そのとき、妻は自分の性器をチラッと見た気がしました。もちろんそんなつもりはないと信じたいですが・・・。性器を比較されているかのような気持ちになりました。
『私が全裸のままマーキングされちゃったチンポは、もっと大きかったよ』
そんな妻の言葉が心の中に響いた気がしました。

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