妻のフェロモンで成り立つペンション経営(10)

2017/04/06

「‥ンンッンンッ……」
妻は正治さんから逃れようとするが正治さんは妻を離さなかった。
寧ろピストン運動をさらに加速させていき妻を責め立てた。
…グチュグチュ…ヌチャヌチャ……
妻の蜜壷から卑猥な音が溢れ出て…妻の表情も牝の顔へと変わっていく。
そして妻は縛られた両手を正治さんの首に通すと積極的にキスをし始めたのだ。
私は今のこの2人を理解出来なかった。
危険が迫りつつある中で危険を避けるべき事を…いや避けなければいけない事を無視し、遭えて危険を承知で淫らな性交をし続ける妻と正治さんの2人に疑問を感じたのだった。
正治さんを縛られた両手で抱きしめ…正治さんの体を両脚で挟み込み…正治さんとディープキスをしながらセックスする妻の姿を私は別の意味で緊張しながら見ていた。
「‥どうする?…どんどん近付いてくるぞ!」
突然、キスを止めて正治さんが言った。
「…アァッ…アァンッアァンッ……」
口を開放された妻は喘ぎ声を上げるだけだ。
「‥ここで止めるか?」
「…アァンッ…い、いやぁ……止めないでぇ…アァァッ……」
「…いいのか?」
「…さ、最後ま・・で…アァッ…してぇ……」
「…いいんだな?」
「‥こ、このままぁ……もぅ‥お預けは…アァァッ…いやぁ……」
「‥フフッ……」
「…アグッ」
正治さんは妻の有り得ない言葉を聞くと不適な笑みを見せ、そしてたまたま手の届く位置に落ちていた妻のパンティを手に取るとそれを丸め妻の口に…妻に丸めたパンティを咥えさせたのだ。
「‥ンンッンンッ…ンンゥッンンゥッ……」
『一体何が、何が2人をそうさせているんだ?』
私の疑問は深まるばかりだった。
刻一刻と綾乃が近付いて来ている中…2人は己の欲望だけで危険な性交をし続けていた。
正治さんは振り続ける腰を時には早くそして時にはゆっくりと妻の潤みきった蜜壷に打ち付け…妻は口に咥えた己のパンティを噛みしめながら正治さんのいきり立つ肉棒を奥深く迎い入れ、見たことも無い表情を見せていた……。
そんな2人を見ている内に私にひとつの答えが思い浮かんだ。
2人が危険な性交をし続けるのは…
『このままでは見つかるかもしれない!という危険な状況下でセックスをし続ける事による興奮を味わっているのではないだろうか?その興奮に2人は酔いしれ、後先何も考えずにただ欲望を獣化しているのではないだろうか?』
本当の答えは定かではないが…それが私の答えだった。
『‥あなたぁ~……』
『‥あなた何処~……』
綾乃が直ぐ傍まで来ていた。
正治さんは更に身を低く妻に抱き着き、妻も正治さんをギュッと抱きしめた。
しかしこの状況下でも正治さんの肉棒は妻の蜜壷にズッポリと挿入されたままで…そして微かだが正治さんの腰は動いていた。
「‥ン…ンンッ……」
眉間に皺を寄せ、必死に声を出さない様に丸めたP(パンティー)を噛み締め我慢している妻の姿。
この緊迫した場面で微かに腰を動かしている正治さんの責めを声を出さない様に堪えている妻だった。
私の耳に足音がハッキリ聞こえると綾乃の姿が私の目に入ってきた。
正治さんはグイッと肉棒を妻の奥底まで突き入れるとそのままの状態で静止した。
妻は正治さんの肉棒が奥底まで挿入された事で顔を少し反らし固く目を閉じ我慢している表情をして静止していた。
私は2人以上に固まっていた。
ほんの数分だろうか?
『‥此処辺りには居ないみたいだわ…』
『‥まったくぅ…何処行ったんだろ?』
綾乃は辺りを簡単に見回すとそう言い残してこの場所を後にした。
綾乃が可哀相に思ったがこの状況では何の力にもなれない私だった。
「……ニヤッ…」
鋭い目付きで自分の妻である綾乃を見ていた正治さんは綾乃の姿が見えなくなると私には憎たらしい程の笑みを露わにした。
妻は耳で綾乃が居なくなった事を察したようでゆっくりと目を開けた。
「…は、早クッ…早く頂戴!!」
妻は丸い瞳を輝かせながら正治さんをジッと見つめると口に咥えていた自身のPを離して…そして自ら腰を動かしながらイヤラシくも信じられない言葉を口にしたのだ。
「………」
…パンッパンッパンッ‥パチッパチッパチッ……
2人の淫肉が当たる音。
「…ンァッ…アッ…アァッ・・アァッ……イィ~ッ……」
正治さんは無言のまま妻の淫らな色香に狂わされたかの様に腰を弾ませ始めた。
すると妻の喘ぎ声が瞬く間に聞こえ顔を左右に振り乱していた。
「…ンァ~ッ……イィ~ッ・・イィ~ッ……イッちゃう~ッ……」
この時の妻の感じ方は尋常では無かった。
美脚をピーン!!と浮かしながら伸ばし正治さんの獣化したリズムに合わせる様に自らも腰を弾ませ絶叫に近い雄叫びを上げていたのだ。
「…ダメ~ッ……イ、イクゥゥゥ……」
【このままでは見つかるかもしれない!という危険な状況下でセックスをし続ける事による興奮を味わっているのではないだろうか?その興奮に2人は酔いしれ後先何も考えずにただ欲望を獣化しているのではないだろうか?】
こんな先程の新たな境地を開拓した妻は信じられない早さで果ててしまったのだった。
妻は力無く脚を地面に落とし、目は照準が合わない様子で躯を何度もヒ゜クッヒ゜クッとさせ失神状態であった。
『う、嘘だろ!?』
私は思わず口にしていた。
そんな状態の妻を正治さんは腰の動きを止め、妻をじっと見つめながら妻の頭を優しく撫でていた。
しばらくすると妻は正気に戻った様子で私には見せた事がない様な表情を露し、優しく頭を撫でてくれている正治さんの優しさに嬉しい様子で妻自ら唇を重ねていった。
次第にそのキスは激しさを増していき、2人は密着している体を必要以上にお互いが動かし合っていた。
正治さんの肉棒がいつの間にか外に出ている程、体を動かしているにも関わらず2人の唇は不思議と離れずにいた。
言うまでもないが、そのキスは私には堪え難いキスであった。
本物の恋人同士がしている…本当に愛し合う2人がしている様な強烈なキスに見えたからである。
今の私はまるで草林の中、全裸でキスしているカップルを覗きマニアの様な感じで見ている気分…ひとり寂しく取り残された気分であった。
そんな気分でも綾乃の出現で一度は萎えてしまっていたイチモツが再びビンビンに勃起しており、
『これは本当に重症だな…』
そんな思いが頭の中で横切っていった。
長~い2人の求愛行為?が正治さんの唇が離れる事でようやく終わった。
妻はまだ吸い付こうとしていたが正治さんが上半身を起こした為にあきらめた感じだった。
…が、妻はあきらめてはいなかった!!
直ぐさま妻も上半身を起こすと正治さんに覆い被さったのだ。
後方へ押し倒される正治さんに今度は妻が上になった。
マウントポジション?になった妻は不適な笑みを零しイヤラシく舌を出し‥そして自信の唇を舐めた。
妻の背中には草々がたくさん付着しており、いつも艶やかな妻の髪にも所々草が付着しボサボサに乱れ、その妻の姿はとても私の知っている妻の姿ではなかった。
妻は舌を出したまま顔を正治さんの胸板に下げていき、正治さんの胸板に舌を這わせた。
直ぐに正治さんの固く尖った乳首に妻は容赦なく責め始めた。
正治さんの乳首を舌で丹念に舐め転がし‥唇で「チュハ゜チュハ゜」と吸い付き‥そして歯でコリコリと噛んでいた。
両手を未だ縛られている妻は器用に口技だけで責め立てている。
そんな妻の責めを正治さんは目を閉じ、じっと大人しくしたまま堪能していた。
しばらくして妻の頭が正治さんの下半身へと下がっていく。
下半身に下がっていく時も妻は大きく舌を出し、正治さんの躯に舌を這わせていった。
正治さんの臍(へそ)では臍の中に舌先を潜らせチロチロと舐めまわし‥黒々と生い茂る陰毛の時にはまるで妻に口髭が生えたかの様な錯覚をしてしまう程にヘ゛トヘ゛トになるまで舐めまわしていた。
そんな妻の次なる標的は正治さんのいきり立つ肉棒だった。
今の妻にとって愛してやまない私以外の他人の肉棒だ。
口をこれでもかと大きく開け、いきなりパクリ!!と咥え込む妻。
縛られた両手でいきり立つ肉棒の根元をしっかりと掴み、肉棒の根元までゆっくりと咥え込んでいく……正治さんのいきり立つ肉棒はみるみる妻の口の中へと消えていき、肉棒を掴んでいた両手を離すと遂には正治さんの肉棒は姿を消したのだった。
そのまま妻はじっとしていた…むせ返る衝動を我慢し、涙目になりながらも妻は愛しい肉棒を咥え込んでいた。
『これほどまでに正治さんのイチモツを…』
私は嫉妬した。
妻の縛られた両手が正治さんの乳首に移動し、そして責め始めると妻の口も上下にピストンし始めた。
「…あぁぁ……」
妻得意のフェラチオに堪らず正治さんは声を上げた。
しばらくはこのまま妻のフェラチオが続くのかと私は思った。
…が、今回は違った。
妻はいきり立つ肉棒をチュハ゜と音を出して口から離すと自ら腰を上げ、そして縛られた両手で肉棒を掴みつつ、腰を下げていった。
ほんの一瞬でお互い潤みきった淫らな性器がひとつになった。
「…ンアァァ……」
「…あぁぁ……」
ひとつになった瞬間、2人の幸せ感漂う声が‥幸せ一杯な声が私の耳に聞こえてきた。
直ぐに妻の腰が正治さんの上で弾み始めた。
「…ンアッンアァッ…アァッアァッアァッ…」
小さくリズミカルに腰を弾ませる妻。
牝の表情をした顔をやや上向きにして、時…

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