眼鏡娘

2023/07/31

大学1年の時、サークルの飲みでシカト状態になっている、メガネ女を見つけた。

トイレの隙に席を取られ焦ってる姿がさすがに可哀想になり、自分の隣に誘った。

メガネ女の名前は加奈と言い、話してみるとすごく感じのいい子だった。

しかも偶然お互いの下宿先が同じ駅だとわかった。

俺は、サークルは辞めるつもりでいて、この飲み会も帰りたくてしょうがなかった。

そんな時、別の友達から飲みの誘いメールがあり、俺はそっちへ行く事にした。

誘ってきた友達・男3人も同じ町内で1人暮らしをしていて、すごくいい奴らだった。

俺は加奈もサークルの方はもういいだろうと思い、一緒に来ないかと誘った。

遠慮はまったく要らない飲みだと言うと、彼女はそれじゃあと承諾した。

友達3人が待つ、行きつけの洋風居酒屋に入り、加奈を紹介するとすぐに打ち解けた。

その店はマスターも気さくで、来店記念で加奈にはかなりサービスしてくれた。

サークルとは打って変わって、加奈は楽しそうに俺らと騒ぎ、酒も結構飲んだ。
てっきり暗いタイプかと思いきや、中高はバスケ部レギュラーで、足も速いらしい。

お笑いや下ネタも明るくいけるし、予想以上に明るい女の子だった。

俺「それにしちゃー、さっきは寂しそうにしてたじゃん。友達いねーのかと思ったよ。」

そう言うと、加奈は苦笑いしながら急に元気が無くなってしまった。

俺「おい?もしかしてw・・・マジにw・・友達が」

友達「ちょっとアキ(俺の名前)、やめろ・・・」

見ると、加奈は笑顔ながらも眉間に少しシワを寄せて、押し黙っている。

お節介にも、マスターまで心配して近づいてきた。

マスター「どうした?おめぇが泣かしたのか、コノヤロw」

加奈「あーw大丈夫!違うの。アキ悪くない。ちょっと友達っていうか、その・・・」

俺らは全員黙った。加奈の目から、もう涙がこぼれていた。メガネにも涙がついた。

加奈はまたなんか言おうとしたが、嗚咽になってしまい、しばらく泣き続けた。

酔ったせいもあって、我慢していた辛い気持ちが全部出てしまったようだった。

加奈「・・・ぐぉめんね、あー、急に涙が出てきちゃって・・・」

俺は無意識にスカートをぎゅっと握り締めている加奈の右手に自分の手を置いていた。

俺「なんか、つい手を握っちまったよwまあ、俺らがいるし?まだ1年生だし?」

友達「こんな時までセクハラかw加奈ちゃんのお酒作らせて頂きます!」

マスター「かなちゃん、できたてのポテトをサービスしちゃうよ!あと、おしぼり。」

場の空気が緩やかに戻り、加奈はマスターにお礼を言いながら、おしぼりを受け取った。

そして、涙を拭こうとメガネを取った。その顔を、俺は思わずじっと見た。

加奈の素顔が、こんなに可愛いと思わなかった。

瞳は決して大きくはなかったが、二重で実に愛らしいという顔をしていた。今頃になって、俺は一目ぼれをした。

テーブルに置かれた加奈のメガネを見ると、涙や埃で結構汚れていた。

かく云う俺もメガネで、メガネ拭き結構こだわるタイプで、勝手にレンズを拭いた。

加奈「グスッ、あ、ありがとう・・・、あ、キレイ。」

俺「すげんべ、これで拭いたら超キレイになんだよ。今度やるよ。」

友達「そんなことより、初対面で泣くって粗相じゃね?みんなどう思う?」

だよなと言い合い、加奈に一気命令が下った。加奈は笑いながら、わかりましたと言った。

それをきっかけに、途中でマスターも一気したりと馬鹿騒ぎになった。そして閉店。

加奈がかなり酔ったので俺が送っていく事にしたのだが、部屋に近づくにつれ、加奈は吐き気を催し、途中の道で一発目が出てしまった。

俺は上がらせてもらった。

俺「ほれ水。大丈夫?」

加奈「大丈夫wう”っ!」

トイレに間に合わず、加奈の服にゲロが思いっきり掛かってしまった。

そのまま寝かせようかしばらく迷ったが、思い切って俺は服を脱がした。

加奈はワンピースだったので、下着姿になってしまった。

加奈「あーん、寒いー。寒いー。」

俺「はい、ベッドに入りましょうね。メガネも取って。はい、加奈ちゃんおやすみ。」

ゲロの服を適当にそうじして洗濯機に置き、俺は帰る事にした。

加奈「アキ、どこ行くの?」

俺「帰る。お疲れー。」

そう言うと、加奈は待ってと追いかけてきた。

俺はささっとドアを開けて外へ出た。

ドアが閉まる瞬間、加奈が下着姿のまま飛び出し、待って待ってと叫んだ。

俺「ちょ!加奈w静かに静かに、変態だそれじゃw」

加奈「待って、ねえ待って。」

俺はまた部屋に戻り、加奈をベッドに寝かせた。

加奈「ねえ、寂しいから一緒に寝よう。」

俺の下心にスイッチが入った。勝手にパンツ一枚で、ベッドに潜り込んだ。

キスしようと顔を近づけたのだが、息がゲロとか色々臭くて、さすがに萎えた。

俺は、加奈を抱き枕のように抱きしめ、髪を撫でるだけにした。

加奈「アキ、今日楽しかったね。あたし、泣いちゃったw」

俺「寂しい時は、俺が一緒にいてやるよ。あと、コンタクトにしたら?」

加奈「メガネおかしい?」

俺「いや、素顔がすごいかわいい。メガネ掛けると勿体ない。」

加奈は嬉しいーと言いながら、俺の首に腕を回し軽くチュッとして、はにかんだ。

正直、息が臭いので逆効果だが、抱きしめてるのは気もちいいから我慢した。

背中を擦って入る内に、加奈はすっかり寝てしまっていた。俺も目を瞑った。

しかし、ブラがごわごわして、俺の肌が痛い。

でも抱きしめていたい。

俺は起き上がって勝手に加奈のブラを外し、ついでにパンツも靴下も脱がした。

さらに、自分も全裸になって、また抱きしめた。あ、胸はバッチリ見た、起きないから。

加奈の足を少し持ち上げて、俺の脚と絡むようにした。完全に密着した。柔らかかった。

おそらく加奈の腹を凹ませる位に、俺は勃起していた。あまりに気持ちよかった。

しかし、加奈の小さないびきや「ん」という寝言を聞いてたら、エロイ気分が消えた。

無邪気に寝ている加奈を抱きしめてるだけで、心が満たされやがて眠りに落ちてしまった。

そして、朝になり俺が少し早く目を覚ました。

顔を眺めてたら加奈も目を覚ました。

しばらくすると、やりたい気持ちが抑えきれなくなって、息などきにせずキスしまくった。

加奈も積極的に抱きしめてきて、生のまま入れた。あそこは充分濡れていた。

吐息が漏れる以外話もせず、ひたすら腰を振った。途中で自ら騎乗位になった。

バスケで鍛えただけあって、加奈の腹筋は意外としまっていた。そして、腰が強かった。

上下に動いたり、グラインドしたり、どうやら騎乗位経験が意外とありそうだった。

俺「やばい、出る。」

加奈は咄嗟に俺のアソコを抜き、俺の腹の上に傾け右手で絞りだした。手馴れていた。

俺の腹に溜まった大量の液をティッシュで拭くと、加奈は笑顔でキスしてきた。

二人でシャワーを浴び、ファミレスで飯を食った後、俺は家に帰った。

それから1年近く付き合った。

加奈はメガネからコンタクトレンズに替えた。

別れてからは交流はなくなってしまったが、たまにキャンパスで見かけると、いつも3、4人の女の子達と笑いあっていた。本来、そういう子だったんだと思う。

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