電気メーターの検針のお兄ちゃん
2019/07/26
うちの家の話なんだけど・・・ある時、電気料金の検針の紙がポストに入っていて、それにメモ書きが添えられていました。「いつも電気メーターの検針に来ている○○と申します。
突然で申し訳ないのですが、電気メーターの場所に
伸びた植木の枝がはびこっていて少々見づらいです。
お手数かとは存じますが、少し切ってはいただけないでしょうか?
それと玄関の紫陽花キレイですね!いつも楽しみにしております」うちの父が忙しくて庭木の手入れをできなかったので、見たら確かに人の入れる隙間がありませんでした。
父が枝を切り、検針のおばさんは家族のいない日中のうちに来るので
メーターの所に新聞広告で包んだ紫陽花と、
庭木の枝が邪魔でご迷惑をおかけしました、いつもありがとうございます
という手紙を添えておきました。
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するとまた電気の検針の紙にメモが添えられていて
「早速対応していただいてありがとうございます。
紫陽花は部屋に飾らせていただきました、いろんなお宅を回りますが
こんなきれいな紫陽花は見たことがないので嬉しく思います」と書いてありました。会ったことのない検針の方ですが、家族でジーンときました。そして、見えないけれど人と人との繋がりって暖かいなって思っていた矢先、
翌々月の電気の検針の紙に今度はメモではなく白い封筒の手紙が添えてあり「○○です、私事ではございますが今月末を持ってこの仕事を辞めることになりました。
××地区は5年ほど前から担当させていただいており、
この地域に住んでいないにも関わらず暖かい方たちばかりで本当に感謝しています。
いただいた紫陽花の花が忘れられません。
来年の紫陽花がもう見られないかと思うと寂しい気持ちでいっぱいです。
ではまた機会があれば××のほうにも寄らせていただきたいと思います。
今までありがとうございました」この手紙に家族で感動して、電力会社に問い合わせたけど
個人情報なので教えられないとのこと・・・
名字しか知らない、会ったこともないけれど、私たちのほうが暖かい気持ちになりました。