偶然に

2019/03/09

私と妻は共に31歳。結婚3年目。子供はいません。
妻は独身の時は一般企業に勤めていましたが結婚を機に退職。
大学の時に図書館司書の資格を取っていたのを活かして、現在は、図書館でパートをしている。
女性がほとんどの職場らしい。
今年に入って私は妻に以前から持っていた願望について話した。
それは混浴温泉巡り。
最初は妻はこの話にけんもほろろで取り付くしまもない。
やっとの説得で、妻の了解を得てGWに初めて混浴温泉旅行に行ったのだが
露天風呂には、周りに客がほとんどいない。
私は少しがっかりしたが最初はこのような感じで良かったかもしれない。
緊張していた妻は想像していたよりも混浴がHな感じではなく
美味しいものを食べて温泉にも入れるしで旅行に満足していたから。
そして、この秋に九州に混浴温泉旅行に行くことがすんなりと決まった。
9月に九州新幹線で旅館へ。今回は少し贅沢をして高めの旅館に2泊3日宿泊した。
旅館に到着したら私は早速広い混浴露天風呂に直行した。
妻はもう少し部屋で休んでから露天風呂に来るとのこと。
この旅館は男女別の内湯から出てくる造りになっていて脱衣所も別々だった。
混浴露天風呂にいくと周りは緑に囲まれていて本当に癒される。
私は妻が来るのを待ちわびながら、ゆったりと、くつろいでいた。
そして、広い露天風呂をうろうろしていると、後ろから声を掛けられた。
「もしかして○さん?」
振り返ると、会社の同僚(26歳)がいた。
遠く九州まで来たのに知り合いに遭遇するとは…。
同僚は大学時代の友人と3人で来ていたらしい。
日帰り入浴のため、今日中には市街に移動するとのこと。
そして、妻がタオルで体を隠しながら女性用内湯から混浴露天風呂にやってきた。
私は妻を呼んでお互いを紹介した。
妻は麻生久美子似で地味顔だがキレイ系で160cm前後の身長にお椀形のおっぱい。
スタイルも悪くない。
それなのにセックスには淡白。しっかり者のように見えるが実はMな性格。
私「温泉に来たのに立ち話するのももったいないので風呂にでも入ろう」
でも、同僚の友人2人には離れてもらうように同僚にお願いした。
ただでさえ動揺しているのがわかる妻に男性4名と混浴するのは不可能だと思ったから。
友人2人は残念そうにしていたが。
タオルを外して後ろを向きながらお湯を体に掛けている妻を2人で見ながら
私と同僚は先に露天風呂で話していた。
今回の温泉のお湯は無色透明でバスタオル巻きでの入湯はNG。
妻はためらっているようだったが、私に促されて入ってきた。
それから、3人で談笑。同僚は人懐っこい性格なので妻も徐々に打ち解けてきたみたいだ。
同僚が妻の裸をひんぱんにチラ見しているのを見て、私は願望がかなったことに満足した。
旅行から戻ってきて会社に出社。
もちろん同僚も出社していたが会社内では今回の九州旅行については話さなかった。
それから数日後にお互いに時間がとれたので、私から誘い業務終了後に2人で飲みに行った。
「まさかいると思わなかったよ(笑)」
2人とも程良く酔った時、私から混浴露天風呂の件を切り出した。
「ホントですよね。ビックリしました」
「奥さんのヌードは忘れられませんよ。時々それをオカズにオナニーするくらいですから」
酔ったのか同僚はいつも以上に饒舌だった。
不快には思わなかった。以前も、飲みに行ったら下ネタの話もするし、風俗にも行ったこともある。
それよりもこんな報告をされた時、私の心の中に同僚に妻を寝取らせたいという感情が生まれてきた。
プライベートでは遊んだことはないが、時々グループで飲みに行ったり、昼休みに一緒に昼食を
食べに行く等、気のあう奴だったから。
それから帰宅後、妻を見て久し振りに欲情した。
同僚が妻でオナニーをしていたという言葉が脳裏に残っていたのかも。
1ヶ月振りに妻を抱いた後、寝室のベットで同僚のことを話した。
私「今日は同僚と飲んでいたんだ」
妻「そうなんだ。良い人だったよね」
私「(同僚も)お前の裸に見とれたし、露天風呂での会話も楽しかったと褒めてたよ」
私「仕事ができる奴だし独身だしなぁ」
同僚の仕事のデキは普通なのだが、妻は仕事ができる男が好きなので少しデフォルメした。
実際、妻はそれらの話を聞いて眼の色が変わったような…。気のせいかも知れないが。
妻「(褒めたと言っても)でも、若い女性が好みなんでしょ?」
私「そうかもな。オレに気をつかったのかも(笑)」
妻「ひどい(笑)これでも体型維持とかお肌の手入れとか頑張ってるんだから(笑)」
その時の妻のしぐさや表情に少し嫉妬した。
妻が他の男(同僚)に好意を持ってしまったのかもしれないと想像したから。
妻を寝取らせよう。私は決心した。
その後、夫婦でお酒を飲んでる時等何度か、同僚がいかに素晴らしい奴かを力説した後
同僚にだったらお前とセックスしても構わないと言ってみた。
妻は酔っ払いの冗談と受け取ったのか、全く相手にはされなかったのだが。
ある金曜の業務終了後、同僚を私の自宅マンションに連れて行った。
同僚には私の気持ちを数日前に居酒屋で伝えていて、私の計画にのってくれることになった。
同僚も私達夫婦が混浴温泉巡りをしているのを知っているので
私の計画(寝取らせ)には疑問を持っていない感じだった。
むしろ、好みである妻を抱けるのを楽しみにしていたのかもしれない。
帰宅途中、妻に、同僚と家に向かっていると連絡した。
「急に言われても何も準備できないよ」
パート先から帰ってきたばかりの妻は迷惑気味に答えた。
想定通りだ。妻に事前に連れてくると言えば、同僚に混浴温泉で裸を見られた恥ずかしさもあり、
もしかしたら断られたかもしれない。
「準備なんかしなくていいよ。週末に時々行くスーパー銭湯に行って、
その中にある食事処(これが意外に美味しい!)で夕食もすませればいいじゃん」
と、私が言って何とか妻は受け入れてくれた。
自宅に到着後、私が車で妻と同僚を後部座席に乗せてスーパー銭湯まで運転。10分くらいでついた。
久し振りの再開にもかかわらず、妻と同僚は後部座席で談笑している。
それに、短い準備時間の間に妻がナチュラルメイクをしてお気に入りの服も着ていたので
私の期待は膨らんだ。
ポニーテールに髪をまとめた妻はいつもよりも綺麗に思った。
「コンドームは用意してる?」
銭湯内で同僚に確認。
「はい。3つ持ってきました」
同僚は妻を1晩で3回も抱くつもりなのか…。
確認した理由は、混浴露天風呂で同僚のアソコが太かったのを見たから。
家にある私のゴム(レギュラーサイズ)では入らないかもしれないと
思ったので事前に用意するように言ってはいたのだが…。
「本当に良いんですか?」
同僚は黙り込んだ私に不安そうに聞いてきた。
「もちろん。妻が了解すればだけどね。」
私はつとめて明るく言ったつもりだ。
温泉(スーパー銭湯)でゆったりとした後、女湯からでてきた妻と待ち合わせて食事も済ませた。
今日は妻は本当に機嫌が良い。同僚をウチに泊めても大丈夫かもと期待した。
その後、車でカジュアル衣料品店に行き同僚の部屋着を購入した。
また隣のスーパーでお酒とつまみ、同僚の歯ブラシも購入。
妻に許可を得る前に私は同僚を泊める準備をちゃくちゃくと実行した。
「ほんと、自分勝手なんだから(笑)」
妻は私に呆れていたが同僚の宿泊を許してくれた。
妻は同僚のことを気に入ったのかもしれない。
妻「山田さん(仮名)、優しいよね」
私「こいつ(同僚)はお前に惚れてるから(笑)」
妻「また冗談ばっかり(笑)」
「2人とも素敵ですよね」と照れながら話をそらす同僚。
こんな和やかなやり取りが食事処であったから。
それから、マンションに戻り3人で酒盛りが始まった。
「2度目の旅行(混浴温泉)で知り合いに見つかるなんて、オレ達、運が悪いな(笑)」
嫁と同僚は談笑しているのだが、なかなかエロい雰囲気にならないので私から仕掛けてみた。
「友人達と来てラッキーでした」と、同僚。
「ガン見してたからな。なんなら(妻と)セックスしてみるか?」私が言うと
「でた。また変態発言」妻は苦笑いをしながら、さえぎろうとする。
「こいつ(同僚)のアソコはデカイよ(笑)」
「そうね」と妻がさらりと答えたのに驚いて
私は「え?何で?」と聞き返した。
「露天風呂で見えちゃったし(笑)」
妻も同僚をじっくり見ていたんだと思うと興奮が収まらない。
「じゃあ、どう?」私がたたみかけると
「最近そのことよく言うね。そんなことよりお酒がなくなったじゃん」
やはり話をそらそうとする妻。
妻は酒が弱いし、みんなが泥酔したらマズイと少ししか購入しなかったから。
でも、確かに、まだお酒は欲しい。
「お前、近くの店で買ってきてよ」と妻に言った。
「夜に女性の1人歩きは危ないのでオレもついて行きますよ」
同僚が気を利かせる。私は2人が戻ってくるのを待っていた。
しばらくして2人が買い物から戻ってきた。
妻がキッチンで準備をしている時、同僚から報告があった。
同僚「キスしちゃいました」
私「ディープ?」
私は今までの流れからは予想できなかった展開に驚いて質問してしまった。
同僚「いえ。軽くです…」
歩道が無い道で車が猛スピードで走ってくるのを大柄な同僚が妻の肩に少し触れて
妻を安全なようにガードしてると車が通り過ぎて少しの沈黙の後、
「山田さん、ホント優しいんだね」と妻が同僚を見つめて言ったとのこと。
そして、目をそらそうとした妻に同僚が思わずキスしてしまったらしい。
私「で?」
同僚「そんなことしたらダメだよって、困ったような笑顔でたしなめられちゃいました。」
そして妻がキッチンから簡単な料理を持ってきて3人で改めて乾杯をした。
「あなたが変なことばかり言うから、山田さんもおかしくなったわよ(笑)」
妻が同僚がキスしてきたことを自ら言ってきたのには驚いた。
秘密にすると思っていたから。
「でも嬉しかっただろ?」私が煽っても「何言ってるの?」と言わんばかりの雰囲気だ。
このままではマズイと思い私は別の話題に変えて、しばらくして同僚の話題に戻した。
(実は架空の話だが)「今度の人事異動で、こいつはチーフに昇格するかもしれないんだよ」
「すごいねぇ」と妻が頼もしそうな目で同僚を見ているような気がした。
「(同僚は)モテるしな。」
「そんなことないですよ」と同僚。
「カッコイイからモテるでしょうね」と妻も同調した。
同僚は体格は良いし、コミュニケーション力はあるがイケ面ではない。ごく普通。
でも、同僚は謙遜していたが、モテるのは本当の話だ。
これは良い雰囲気になってきたと思い、しばらくして私はアクビをしながら寝たふりをした。
お決まりのパターンだったかもしれない。妻は私に掛け布団を掛けてくれた。
同僚とならセックスしてもいいよ、と妻に伝えている。今後のことを期待して私は妄想した。
2人の行為がリビングで始まるのか寝室に行くのかドキドキしながら待っていた。
しかし妻と同僚は、ただただ談笑するばかりで一向にそんな雰囲気にならない。
腕時計のブランドの話など、私にとってはどうでもいい話を続けている。
20分が経過したかもしれない。このままでは本当に寝てしまう。私は仕方なく起きた。
「あぁ。起きたの?」と妻。
私が1度寝たら少なくとも3時間くらいは必ず寝ることを知っているので驚いていた。
「寝室でちゃんとして寝る?私も、もう寝ようかな」
「いや。レンタルDVDを返してくるよ」
明日までが返却の期限だったが眠気覚ましにレンタル店に行くことにした。
当てが外れて落胆した気持ちをまぎらわせたかったのもあった。
ついでにコンビニに寄って雑誌の立ち読みも少しするつもりだったので
買ってくるお菓子のリクエストを聞いた。
散歩もするので帰りは少し遅くなるよと2人に伝え外出。
同僚もついてくるというが丁重に断った。1人でいたい気分だったから。
お酒を飲んでいるので車は運転できない。徒歩25分位のレンタルDVD店までのんびりと歩いた。
タバコを吸いながら歩いていたら落ち着いてきた。
妻が他人とキスしただけでもスゴイことなのかもしれない。
そして、妻が他人とのセックスを承諾しないことはそれはそれで嬉しいことかもしれない。
交際が始まったのはお互い25歳だったが今まで浮気はなかったはず。
何故、あんなに私は寝取らせることにこだわったんだろう。
偶然に…、同僚と混浴露天風呂で出会わなければ、私は妻の裸を他人に見せることだけで
満足していたはずだ。
がっかりした気持ちにようやく整理がついた。
そして、歩きはじめて20分位たったころ携帯に着信音が。
同僚からだった。
「久美子(仮名)さん(妻のこと)を抱いても本当に大丈夫ですか?」
私は同僚からの携帯に一気に目が覚めた。
私が外出した後、同僚が意を決して妻を口説いたらしい。
以下の会話は同僚の後日談も含んだものになる。
「あなたが欲しいです」
妻は突然の告白に驚いた後
「主人が変なことを言っていたから、山田さんも変に感化されたんじゃない?私、30過ぎの女だよ…」
「奥さんは魅力的ですよ」
同僚は引き下がらなかった。
「私は主人と別れるつもりはないし。あんな人だけど私にとって大切な人なの…」
妻はまだ迷っているらしい。
「もちろんです。でも、もしオレのことを少しでも良いと思ってくれているのなら受け入れてほしいんです。」
同僚の口説きに妻はしばらくの沈黙の後、うなずいた。
妻のMな性格にはこのストレートな口説きが良かったのかもしれない。
決意した後は吹っ切れた為かいつもの妻に戻り笑顔になったとのこと。
今、妻はシャワーをあびているらしい。
「無理やりじゃ無ければ良いと言っただろ」私はあせったように口走った。
そして、数点の打ち合わせをして携帯をきった。
寝取らせが失敗したことを逆に良かったと納得した後だっただけに、複雑な心境でした。
でも、それと同じくらい妻を寝取らせることができる興奮が、ない交ぜになっていた。
DVDを返却した後、コンビニでお菓子等を買い自宅の玄関前。
同僚から連絡があってから、わざとゆっくり歩いたので50分位たっていた。
言葉にするのは難しいけれど、自らの心臓の鼓動がはっきり分かるくらい私は緊張していた。
玄関の鍵を開けゆっくりとリビングに入った。机にはお酒や食べ物が置かれたままだ。
私はコンビニで買ってきた妻がリクエストした好物のプリンやお茶を机の上に置いた。
リビングから少し離れたとことにある寝室の扉が少し開いている。
私が同僚から携帯に連絡があった時にお願いしたことだった。
「あっあっあぁん… あっいいっ あんっ」
扉の隙間から妻のあえぎ声とベットのきしむ音が聞こえた。
その生々しい空気に私は喉がカラカラになったので買ってきた缶コーヒーを一気に飲んだ。
妻の狭いアソコに同僚の太いモノが出入りしているか…。
すぐにでも、寝室に行きたかったが、私が姿を現すとセックスを止めるかもしれない。
そんな予感がしたので、私はリビングで2人の交わるいやらしい音や息づかいを固唾を飲んで聞いていた。
妻は私が帰ってきたことに気付いたのだろうか。
「はぁ はぁ んっんんっ… んっだめっ あんっあっ」
今まで大きな声で喘いでいたのに、声がでるのを必死に我慢しているみたいだった。
でも、同僚に奥まで突かれた為か肉と肉がぶつかるような乾いた音が時々聞こえると
こらえ切れなくなったのか妻の喘ぎ声が漏れてくる。
同僚が乱暴なセックスをしていないのは雰囲気でわかった。
もし乱暴なことをしていればすぐに止めていた。むしろあんなに感じている妻を今まで私は知らない。
淡白な妻が他人とセックスを愉しんでいるのも私にとって不思議な感覚だった。
思わず私は寝室のほうへ向かった。
近づくにつれ、2人の息遣い、妻の声にならない喘ぎの漏れがよりはっきりと伝わってくる。
一呼吸おいて私は扉の隙間から行為を覗いた。2人はベットの上でバックで交わっていた。
妻はおそらく喘ぎ声がでないように枕に顔をつけて、そして同僚のモノを深く受けとめられるように
無意識にお尻をぐっと後ろに突きだしている。
それを、同僚は妻の腰をつかんで後ろから突いていた。
同僚が腰を振りながら妻の揺れるおっぱいを揉みつつ
「久美子さん、こっち向いて」
「ん?」妻が、いつもと違う甘えた声で振り向こうとする。
私はとっさに覗くのを止め、少ししてまた覗いたら、同僚は腰を振るのを止めていて2人はキスをしていた。
このまま覗いていたらばれるかもしれないと思い私はリビングに戻った。
リビングに戻った私はお茶を飲んで落ち着こうとした。
1分にも満たなかったが、同僚が妻をバックから奥まで突いているところ、
2人が唇を重ね合わせているところを見るのは、やはり衝撃的だった。
何故か、2人のキスを見たときの方が嫉妬してしまったのも不思議だった。
寝室では2人の交わりの激しさが増してきた。
「あぁぁっ あぁんっ あんっ んぅっ」
妻も我慢することを忘れたかのようにこれまで私が聞いたことがないような大きな喘ぎ声をだしている。
妻の喘ぎ声、ベットの激しく軋む音、同僚の声や2人の激しい息遣いがリビングに伝わった後、
しばらくして静かになった。
2人は小声で何かを話している。ピロートークをしているのか…
それから声も聞こえなくなったのだが、2人はリビングにやってこない。
待ちきれなくなり私は再び寝室に向かった。
寝室を見るとベットの上であぐらをかいて座っている同僚の前に妻が四つん這いになってうずくまり
フェラをしている最中だった。
同僚は妻の髪を優しく撫でていた。
同僚「本当にもう一度しても大丈夫なんですね?」
妻は同僚のモノを口から離し同僚を見つめながら
「うん」と頷いている。
その時チラっとみえた同僚のモノは想像以上に太く圧倒された。
そして、妻が2回目も了承したのにも驚かされた。
付き合い始めたころから私が2回目を求めてもやんわりと拒否されることがほとんどだったから。
もちろん、ここ3〜4年は2回目はしたことが無い。
私が見ていることを妻に気付かれたらしい。
「やだ。なに?」と驚きながら妻が振り返り私の方を見た。
もはや、セックスを続ける雰囲気ではなくなっていた。
同僚がシャワーを浴びに行く前に、
「(妻は)良かった?」と聞いたら
「とても素敵でした」と同僚が即答する。
その時の少し赤面して照れた妻の表情がとても印象的だった。
同僚がシャワーを浴びるため寝室をでた後、寝室で妻と2人きりになった。
全裸の妻のおっぱいにキスマークを見つけた時、嫉妬と興奮が入り混じった何ともいえない気持ちに。
「ごめんなさい…」
妻は私を見て現実に引き戻されたのかもしれない。胸を手で隠しながら言った。
「興奮したよ。(同僚は)優しくしてくれた?」
嫁は黙って頷いた。
色々聞きたいことがあったけれど、その時はただ妻を抱きしめて何も聞かなかった。
その後、私たち夫婦は寝室で同僚はリビングで客用の布団を敷いて寝ることになった。
「朝食ができたよ」
妻の優しい声で目が覚めた。もう昼前の時間だ。
ダイニングテーブルに行くとすでに同僚もいた。
同僚「おはようございます」
私「おはよう。眠れた?」
同僚「はい。ぐっすり寝てしまいました(笑)」
他愛も無い話をしている中、妻がトーストやスクランブルエッグ、サラダなど朝食をはこんでくる。
私にいつもの砂糖無しのクリームの入ったコーヒーを持ってきてくれた後、妻が同僚に
「かず君はコーヒーにする?それとも紅茶?」と聞いてくる。
昨日までは「山田さん」と苗字で呼んでいたのに、名前で呼んでいる。
「できれば牛乳が欲しいです(笑)」と同僚が答えた。
昨日の夜の話題には誰も触れないまま3人で談笑しながら朝食をとった後私は車で同僚を駅まで送った。
その後、まるであの日の夜が夢のことだったように妻は私に普段通りに接してくる。
2人で自宅で酒を飲んでいる時にあの出来事を聞いても妻は曖昧な返答しかしてくれない。
「アイツ(同僚)のモノはやっぱりデカかったな(笑)」
「そうね」妻は、わざとそっけない感じ。
「デカいほうが気持ちいいの?」と聞いても
妻は恥ずかしがって首を傾けるだけ。
私は妻から聞くのは諦めて、業務時間終了後に同僚を居酒屋に誘いあの日の夜のことを聞くことにした。
同僚「奥さんともう1回はセックスしたかったです(笑)」
私「悪いことしたな(笑)」
同僚は冗談ですと笑いながら
「先日はどうもありがとうございました」
と言ってくれた。
居酒屋でお互いビールを飲みながら同僚からあの日の夜の出来事を聞いた。
あの日の夜、私が寝たふりをした時、同僚もエロい雰囲気に持って行こうとはしていたらしい。
「奥さんはどんな男性が好みですか?等聞いてみたんですがそれから下ネタの方向に行きそうになると
話が盛り下がるです。オレの話の進め方がヘタだったかもしれませんが…」
「だから、無難な共通の趣味の話題になったんだ?」
私が聞くと、同僚はしつこく下ネタの話をしたら嫌われるかもしれないと思ったとのこと。
同僚「奥さんと買い物に行った時は良い雰囲気になったのになぁと思ったんですけどね」
私「その日は何も起こらないと思ったよ」
同僚もそう思っていたらしく、私がコンビニに行こうとした時同僚もついてくると言ったらしい。
その時、私は自分がただ1人きりになりたいと思っただけで、同僚と妻を2人きりにさせる意図はなかった。
私が出掛けた後、2人きりになった時ぎこちない空気になったとのこと。
妻が明らかに緊張している。この時ダメなら諦めようと同僚は意を決して口説いた。
同僚「奥さんは○さんがいることで気持ちに歯止めをかけていたのかなと思うんです。
セックスして良いと言われていたとしても近くに愛している人がいたら無理だったんでしょうね」
私「そんなもんなのかな?」
同僚「○さんが戻ってきた時、セックスをしていたんですけど、奥さんがすぐに気付いて
『帰ってきた。どうしよう』って少し動揺していたから、そうだと思いますよ」
そして妻は声が漏れないように手で口を押さえていたらしい。
同僚が、大丈夫ですよと覆いかぶさるように正常位で腰を振りづつけたら妻も我慢できずに喘ぎ声がでたらしいが…。
同僚「少しS心がでてしまいました(笑)」
私「うん」
私は食べ物には手を付けず、ビールをただただ飲み続けながら同僚の話を聞いていた。
妻がシャワーからでてきた時、その後すぐ抱かれるにもかかわらず部屋着を着ていた。
2人は黙って、そして同僚に手を引かれて寝室へ。
寝室に入って妻が「今日だけだから。」と同僚に言ったらしい。
同僚はそれには答えず、妻を抱きよせキスをした。
同僚は舌を入れたが妻はぎこちない対応だった。そして、ベットに押し倒して妻の首筋に優しくキス…
いつになくビールを飲みながら私は黙って、同僚から妻を愛撫した時の話を聞いていた。
同僚は今回のセックスで我を忘れるほど興奮したのが2度あったとのこと。
同僚「奥さんのパンツを脱がした時と挿入した時はヤバかったです。(笑)」
執拗なクンニに妻の目がトロンとなっていた。準備が整ったと思い同僚は挿入する為にパンツを脱いだ。
同僚のモノにチラチラと視線を向ける妻に見えるようにコンドームを自ら装着。
その時、妻は同僚の勃起したモノの太さに驚嘆していたのかもしれない。
私「(妻からは)何もしてもらわなかったのか?」
同僚「はい。でも○さんが部屋に入って来た時はフェラしてもらってましたよ」
モノを妻に当てがい、そして深く挿入して妻のナカの暖かさと締め付けを実感した時は興奮するとともに
本当に久しぶりの満足感でした。と同僚は力をこめて語っていた。
「温泉でヌードを見て以来、奥さんとセックスをするのを想像したことがありましたが予想以上に良かったです。」
正常位で交わっている時、喘いでいる妻に見つめられていることに気付いた同僚が再びキスをした。
その時は、舌をからめ合うディープキスを繰り返したらしい。
妻が同僚に堕ちた瞬間だったのかもしれない。
あの日の夜の出来事を聞いた後、私は同僚に言った。
「今度の年末に混浴温泉旅行に行く予定だけど、お前も一緒に行く?」
私たち夫婦は、結婚して以来、年末年始は旅館(又はホテル)に宿泊していた。
その後1月2日は実家に里帰りすることになっていた。今年は妻の実家に帰ったので、今度は私の実家に帰る予定だ。
同僚「いいんですか?その時は奥さんとまた…」
私「うん。妻が承諾したらセックスしても良いよ」
同僚「本当ですか?必ず行きますよ。奥さんの浴衣姿は素敵だろうなぁ。」
同僚は大喜びしていた。
同僚と別れた後、酔っぱらった私は最終電車の座席に座りながら、いつ妻に旅行の件について話そうか考えていた。
同僚も含めて同じ部屋に宿泊するように提案してみよう。
今度こそ私の目の前で妻と同僚がセックスしているところが見たいから。
妻の今年の姫納めと来年の姫始めは私とではなく同僚とすることになるのか…。
そのような想像が膨らんだ。
もし妻が3人一緒に同じ部屋で宿泊することを嫌がったら…
2部屋予約しなければいけないけれど、その時は妻と同僚を同じ部屋に宿泊させるつもりだ。
「また変なことを言い始めた」妻は苦笑いしつつも同僚となら一緒に旅行することを受け入れてくれるだろうと確信している。

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