会社の上司に妻を寝取って欲しいと言われ…2

2024/12/04

土曜の午後、指定された時間に係長の自宅に出向いた。

係長は「おお、来てくれたか」と嬉しそうに玄関先まで出迎えてくれた。

「よろしくお願いします」と意味不明の挨拶をしながら

正直、まだどこか吹っ切れずにいる自分がいた。

奥さんを交えて3人で遅めの昼食。相変わらず絶妙な味付けだ。

係長はビール、唯さんは梅酒を飲んだが、俺は酒を控えた。

食事中、何度か唯さんと目が合ってニコリと微笑まれ、カーッと顔が熱くなる。

笑顔が本当に魅力的。黒目がちな瞳を見るだけで吸い込まれそうになる。

どう反応していいか分からず、視線を外しながら「ども」という感じで頭を下げた。

俺は何をしているんだ。

「じゃあ、A君は寝室でくつろいでくれ。俺は自分の部屋に行くから」

食事が終わると係長はそう言い残して別室に消えた。

2人で残され、何を言えばいいか分からずにいたら、唯さんから声を掛けてくれた。

「ごめんなさいね。主人がとんでもないことお願いして…」

俺の腕に唯さんが手を添えただけで、心臓の鼓動が早まるのが分かる。

ここまで緊張するなんて、婚約者にプロポーズした時以来かもしれない。
「い、いえ。でも…本当にいいのかな」

「私みたいなオバさんじゃ嫌でしょうけど…」

「いえっ!そんなことないです」

慌てて否定すると、唯さんは嬉しそうに俺の胸に頭を預けた。

少しためらった後、俺もおっかなびっくり唯さんを抱き締めた。

俺の腕の中にすっぽり収まる体格。香水かシャンプーか、甘い香りがする。

「ね、寝室行こ」

唯さんの話では、寝室には何カ所か隠しカメラとマイクが仕掛けてあって、

係長は自室でモニターしている。「自然に振る舞ってくれ」という彼の希望で、設置場所は教えてくれなかったが、そんなことを言われると余計に気になる。

「いいの。あまり深く考えないで…」

ベッドに腰掛けると唯さんが唇を押し付けてきた。唇がしっとり温かい。

抱き合いながら舌を絡めていると、興奮で理性が麻痺してくる。

俺はそのまま彼女を押し倒し、唇をむさぼりながら柔らかな肢体をまさぐった。

「ねえ…A君、脱がせて」

言われるまま唯さんのブラウスを脱がせ、スカートとストッキングを下ろす。

純白のブラに包まれた胸は、想像したより大きめでDくらいありそうだ。

同じ白の上品なショーツから形の良い脚が伸びている。

まだ20代で子供も産んでいないせいか、全身が本当に美しい曲線を形作っていた。

俺は急いでシャツを脱ぎ、ズボンと下着も下ろした。

使用可能になるか不安だったが、股間のモノは痛いくらい気張りきっていた。

半年以上ぶりの女体に気持ちばかり先走り、ブラを外す指先が小刻みに震える。

生の乳房は白くて丸くて見事な形。手を置くと軟らかな肉に指が包まれる。

俺は吸い寄せられるように膨らみを掴むと、淡い色の乳首にむしゃぶりついた。

「ああ…んんっ…」

唯さんは切ない声を漏らし目を瞑ると、俺の後頭部に腕を回す。

性欲に支配され、一刻も早く股間のモノをねじ込みたくなった俺は、ショーツを脱がそうとするが、焦ってうまく指に掛からない。

「ふふ、落ち着いて。ゆっくり気持ちよくなろ」

唯さんがクスッと笑い、俺も我に返った。そうだ、別に急ぐことない。

ほとんど強〇魔みたいな自分が急に恥ずかしくなる。

深呼吸してから改めてショーツを下ろすと、きれいに整えられた陰毛が顔を出した。

両脚をゆっくりと開き、ゾリッとした感触をかき分けて陰唇に指を這わせる。

唯さんが恥ずかしそうに両手で顔を覆った。

ここまで来て言う話じゃないが、俺は決して女性経験が豊富じゃない。

もちろん亡くなった婚約者とは数え切れないほど体を重ねたが、彼女とはもともと幼馴染で、初体験の相手でもあった。

以来、浮気とも風俗とも無縁だったから、唯さんが人生で2人目の女性になる。

『ええと…こんな感じだっけ』唯さんの体を愛撫しながら、知らない間に婚約者の体を思い出そうとする自分が悔しかった。

下手なりに頑張ったせいか、唯さんの股間はすぐ濡れてきた。

指を進めると、ねっとりした粘膜にずるりとのみ込まれた。かなり奥行きがある。

反対側の手で陰唇を開き、親指の先でクリトリスを愛撫。

そのまま2本指を出し入れすると、唯さんは「あっ、あっ…」と喘ぎ声を上げる。

さらに指を深く挿し込み膣内をかき回しながら薬指と小指で肛門を刺激したら、

「あっ…イヤ…あああっ…いやああぁぁ」と叫んで体がビクンと痙攣した。

「あ~ん、イッちゃった…」

恥ずかしそうな唯さんの仕草が最高に可愛い。

「今度は私の番…」

彼女は体を起こすと俺の下半身に顔を寄せ、臨戦態勢のペニスを優しく握った。

しなやかな指の感触だけで発射しそうな感覚に襲われる。

「大きいんだ…それに硬い」

独り言のようにつぶやいた唯さんが舌を伸ばし、亀頭をゾロッと舐めあげる。

それだけで脊髄を快感が走り抜けた。半分は状況に興奮してたんだろう。

唯さんは一通り竿を舐め回すと、ゆっくりと亀頭を口に含む。

青筋の浮き出たペニスは、半分くらいのみ込んだところで喉に達したらしい。

ジュル…ジュル…と独特の音を響かせて吸いながら、口の中で舌先が亀頭を刺激。

経験が浅いから比較しようもないが、これまでにない快感に肛門がヒクヒクする。

「あっ…駄目です…もう…」

俺の情けない声を聞いた唯さんは、止めるどころか顔と舌先の動きを早めた。

尻がガクガク震える。ああっと思う間もなく我慢の限界点を超え、俺は彼女の後頭部を両手で掴みながら口内に精液をぶちまけた。

「すごい…いっぱい…」

ティッシュに精液を吐き出した唯さんは驚いたような口ぶりだ。

回らない頭で、俺ってこんなに早漏だったっけと、ぼんやり考えた。

自分の恥ずかしい姿を監視されてるなんてことは、とうに頭から消し飛んでいた。

唯さんをしなやかな裸体を抱き締め、精液の残り香で生臭い唇を吸い立てる。

唯さんも俺の背中に手を回し、艶めかしい裸体を全身で擦りつけてきた。

なぜか彼女を『愛しい』という気持ちが全身から溢れてくる。

俺は唯さんを横たえて脚を開かせると、愛液が溢れた性器にむしゃぶりついた。

俺はSかMかは分からないが、とにかく気持ちよくなって欲しい。

その一心でクリトリスを舐め回し、膣に舌先を突っ込み、肛門を指で刺激した。

「いいっ…いいいぃ~…ああああぁ~~」

唯さんは俺の髪を掴みながら2度、3度と果てた。

ぐったりした唯さんの髪を撫でながらコンドームを装着。

プレー内容は俺に委ねられてたが、ちゃんと避妊するのが係長との約束だった。

もっとも係長宅の常備品は小さすぎたので、持参した自前のを使ったが。

もう一度抱き合い、濃厚なキスを交わしながら見つめ合う。

「本当に…いいんですか?」

「うん…来て」

我ながら無粋な質問だと思ったが、彼女は笑顔で目を瞑った。

硬さを失わないペニスに手を添え、膣口にあてがうとゆっくりと腰を進める。

十分に潤った膣に勃起がズブズブとのみ込まれていった。

薄いゴム越しに温かな粘膜が勃起を包み、股間から脳髄まで快感が貫く。

『セックスってこんなに気持ち良かったんだ』

ペニスを出し入れしながら、そんな馬鹿なことを考えた。

俺の体の下では唯さんが口を半開きにして悶えていた。

何度目かの快感の波に、もう耐えられないと判断した俺は腰の動きを早める。

「ああん…ああぁ…ねえ…きて…きてえぇぇ~!」

唯さんがビクビクッと体を震わせ、膣が俺の勃起を締め付けた。

俺は彼女の体を抱き唇を重ねる。舌を絡めながら、唯さんは俺の背中に爪を立てる。

同時に一番奥まで挿し込んだ亀頭の先から生温かい粘液が噴き出した。

まるで全精液を搾り出したかと思うほどの開放感と虚脱感。

唯さんは呆然とする俺を優しく抱き締め、後頭部を優しく撫でてくれた。

「凄かった…A君、素敵だったわよ」

荒れた呼吸が少し落ち着いてくると、改めて自分の置かれた立場を思い出し、猛烈な恥ずかしさに襲われた。

そうだ、ここは係長夫妻の寝室。しかも一部始終を別室の係長が見ていたはずだ。

納得して来たとはいえ、どうしようもない居心地の悪さを覚えた俺は、まだ興奮から冷めないベッドの唯さんに視線を向けないよう、急いで服を着た。

部屋を出ると係長が待ちかねた様子で待っていた。ほろ酔いで上下とも肌着だけ。

相当興奮してたんだろう。トランクスの中央部分が不自然に盛り上がってる。

「いやあA君、凄かった。あんなに感じる女房は初めて見たよ」

目を血走らせてまくし立てる係長。少し尋常じゃない空気を感じる。

それ以前に罪悪感もあって、係長の顔をまともに見ることができなかった。

「いえ…」

何とか搾り出した俺の言葉も聞こえないのか、係長が口角泡を飛ばして続けた。

「シャワーはそっちにあるから使ってくれ。

それから冷蔵庫にビールがあるから、好きなだけ飲んでいいぞ」

職場では日ごろ物静かな係長が、まるで別人のようなはしゃぎぶり。

一刻も早く唯さんを抱きたいらしく、俺と入れ替わるように寝室に飛び込んだ。

「あなた…ごめんなさい。感じちゃった…」

「いいよ、いいよ~、どうだった?」

後ろ手に閉めた寝室から夫婦の艶っぽい会話が聞こえる。なぜか気分が落ち込んだ。

生ぬるい水道水を蛇口から直接口に流し込むと、俺はシャワーも浴びずに靴を履き、逃げるように係長宅を後にした。

<続く>

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